歌手の小林幸子が、TBS系日曜劇場『DCU』(毎週日曜21:00~)の第7話(3月6日放送)にゲスト出演することが27日、発表された。
TBSと海外プロダクションが共同で制作する本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。隊長・新名正義を阿部寛、新名とバディを組むダイバー・瀬能陽生を横浜流星が演じている。
死んだと思われていた成合(吉川晃司)が姿を現し、ラストで視聴者を驚愕の渦に巻き込んだ第5話。ついに動き出した成合とそれを追う新名(阿部寛)だが、続く第6話(2月27日放送)では水族館を舞台にした新たな殺人事件が発生する。DCUが捜査に乗り出すが、決定的な証拠が見つからず新名の焦りの色は濃くなるばかり。事件の様相に期待の声が高まる中、第7話(3月6日放送)のゲスト出演者として小林幸子の登板が決定した。
小林が地上波のドラマに出演するのは、2016年のTBS火曜ドラマ『せいせいするほど、愛してる』以来、6年ぶりとなる。今年で芸能生活58年目を迎える大御所の小林だが、2015年にはプロレスデビューを果たしたり、2018年からは「バーチャルグランドマザー小林幸子」としてバーチャルYouTuberの活動を行ったりと、歌手・女優としてだけではなく活動の場を意欲的に広げている。特に、小林の公式YouTubeチャンネル「小林幸子はYouTuBBA!!」は登録者数12.3万人(2022年2月25日現在)を誇る。
そんな小林が今回演じるのは、明日海りお演じる水族館プロデューサーの根岸那由の母・根岸亜紀(ねぎし・あき)。シングルマザーとして働く那由に代わり、心臓に疾患を持つ孫の面倒を見ている。娘と孫を思う普遍的な優しさを持つ祖母役として、小林が視聴者の心に訴えかける芝居を披露する。劇中では、第7話で起こるリモートカメラを悪用した事件で新名や瀬能(横浜流星)から厳しい追及を受ける場面も。マルチに活躍する小林の、深みのある演技に注目だ。
■小林幸子
大好きでいつも見ている日曜劇場。
今回の『DCU』も毎週ドキドキしながら見ていたところにお声がけいただき、とにかくうれしく驚きました。
それも実は人生初のおばあちゃん役! 初めての孫!!
芸能生活58年ですが、まだ初体験があり楽しいです。
「根岸亜紀」というシングルマザーの娘と心臓病の孫の二人をまっすぐに守りたいという祖母。私なりに初の祖母を演じました。
大きな動きのある第7話、根岸家の家族にも注目しながら見ていただけたらうれしいです。
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