図や表、写真を使った書類の印刷など、カラーコピーをしたい時もありますよね。また、写真やポスターなど光沢紙に印刷したい時もあるでしょう。コンビニのコピー機なら、24時間いつでも印刷できて便利です。
この記事では、コンビニでのカラーコピーのやり方や料金について紹介します。スマホやUSBを使っての印刷方法や、そのほかコピー機の便利な使い方についても紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてください。
コンビニのカラーコピーの値段比較
コンビニ各社のカラーコピーの料金(2023年3月時点)について、紹介します。
セブン、ファミマ、ローソン、ミニストップの料金はいくらなのか
コンビニ各社のカラーコピーの料金は以下の表のとおりです。セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンの3社はすべてのサイズで料金が横並びですが、ミニストップだけ他社よりも各サイズで20円安くなっています。
セブン‐イレブン | ファミリーマート | ミニストップ | ローソン | |
A3 | 80円 | 80円 | 60円 | 80円 |
B4 | 50円 | 50円 | 30円 | 50円 |
A4 | 50円 | 50円 | 30円 | 50円 |
B5 | 50円 | 50円 | 30円 | 50円 |
サイズごとで値段に違いはあるのか
「サイズごとのコピー料金」という観点で調べてみると、4社ともA4、B4、B5サイズは同一料金となっています。そして、最もサイズが大きいA3サイズのみ+30円という料金設定となっています。
コンビニでのカラーコピーのやり方
各コンビニで導入されているコピー機の違いなどから、操作方法は異なりますが、基本的にはコピー機能を選択して、部数や拡大・縮小、両面などの詳細を設定して印刷する流れになります。
各コンビニでの詳しい印刷方法は、下記のとおりです。
セブン‐イレブンのやり方
セブン-イレブンでは、コピー機のメニュー画面からまず「コピー」を選択します。次に、画面の指示に従い、希望するコピーを選択します。
コピー機に原稿をセットし、出来上がり用紙サイズや部数を指定の上、印刷すればカラーコピーができます。
ファミリーマート・ローソンのやり方
ファミリーマートとローソンでは、同じコピー機が導入されています。ただし、ファミリーマートとローソンのマルチコピー機は2021年12月から新型マルチコピー機への導入が順次開始されることとなっています。
そのため、店舗によってコピー機の操作や印刷の値段が異なる可能性があるため、くわしくは店舗の実際の機械で確認するようにしてください。
基本的には、カラーコピーする場合、コピー機で希望するコピーが可能なボタンを選択し、画面指示に従いながら、印刷設定や部数選択を行い印刷するという流れになります。
ミニストップのやり方
コピー機のメニュー画面にある「いろいろなコピー」で、カラーコピーができます。その後は画面の指示に従いながら印刷設定を行うことで、コピーが可能です。
スマホからカラーコピーをする方法
手持ちの原本資料を読み取ってコピーする以外にも、スマホのデータをカラーで印刷することも可能です。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップいずれも、ネットプリントのサービスを利用し、スマホ内のデータを印刷できます。
micro SDなどの外部媒体やWi-Fiを使って、スマホから文書や写真をカラーコピーすることも可能です。スマホからカラーコピーできれば、出先で突然資料の印刷が必要になった時も、近くにコンビニがあれば印刷できます。スマホに保存してある写真も、自宅近くのコンビニなどで手軽にプリントして思い出を形にできます。
写真はL版や2L版などのほか、証明写真、カレンダー、複数枚の写真を1枚に印刷するインデックスプリントなどが可能です。
USBを使ってカラーコピーする方法
コンビニで印刷時に使用できるメディアには、以下のようなものがあります。
- micro SD/miniSD/SDカード
- メモリースティック Duo
- コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ
- CD/DVD
- USB
- 赤外線通信
- 無線通信Wi-Fi
コンビニやコピー機によって対応メディアやファイルフォーマットは異なるため、事前に確認しておきましょう。
コンビニでの両面カラーコピーする方法
コンビニでカラーコピーする時には、両面印刷できるものとできないものがあります。
コンビニで両面カラーコピーできるもの
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップいずれも、普通紙へのカラー印刷は両面に対応しています。両面印刷の場合は、表裏でそれぞれ料金がかかります。
コンビニで両面カラーコピーできないもの
コンビニによっては、よくある質問などでフォト用紙やはがきは片面印刷のみであるとしているなど、両面印刷できるのは基本的に普通紙となります。
コンビニや機種などによって、自分が希望する印刷方法が可能かどうかは異なるため、注意しましょう。
コンビニコピー機を使った便利なプリント
コンビニのコピー機では、カラーコピーだけではなく、ほかにもさまざま便利な使い方があります。
コンビニのコピー機の便利な使い方を知っておけば、日々の生活にも役立つので、ぜひ覚えておきましょう。
コンビニコピー機のブロマイド販売
コンビニのコピー機では、アニメやマンガのキャラクターや芸能人のブロマイドなどを印刷して手に入れることができます。ブロマイドのほか、カレンダーや年賀状のデザインはがきなどもあります。
自分の好きなキャラクターや芸能人の商品も、販売されているかもしれません。
コンテンツのプリントができる
そのほかにもコンビニのコピー機で印刷できるコンテンツには、以下のようなものがあります。
- 住宅地図
- 楽譜
- 競輪やボートレース、競馬などの公営競技の予想紙
- 占い
- 学習コンテンツ
いずれも数百円からと、とりあえずのお試しもしやすく、コンビニで手軽に購入できます。
楽譜や公営競技の予想紙なども印刷できるため、音楽や公営競技が趣味という人などは、コンビニのコンテンツプリントでさらに趣味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
カラーコピー以外の便利な印刷
これまで紹介してきた以外にも、コピー機での印刷には、小冊子印刷やPDF印刷などさまざまな便利な印刷方法があります。
カラーコピーで小冊子印刷ができれば、わざわざ印刷所に発注することなく、少ない部数でも手軽に資料やパンフレットなどを作ることが可能です。
リモートワークなど自宅で書類を印刷する必要がある時に、自宅にプリンターがなくても、ネットプリントなどを活用すれば、PDFの印刷もできます。
コンビニのコピー機でできること
印刷以外にも、コンビニによっては以下のようなサービスもコピー機から利用できます。
- チケットの購入
- ファックスの送信
- 資格試験の申し込み
- スポーツ振興くじ(toto、BIG)の購入
- 保険の申し込み
よく行くコンビニがあるという場合には、ぜひそのコンビニのマルチコピー機でどんなサービスを受けることができるのか、改めて調べてみると、思いがけない便利なサービスが見つかるかもしれません。
行政サービス
コンビニのコピー機では、各市区町村が発行する住民票の写しなどの証明書を取得できます。サービスの利用が可能な自治体や取得できる証明書の種類は異なるため、取得を希望する場合は注意しましょう。
カラーコピーの値段が最も安いコンビニはミニストップ
主要コンビニ4社のカラーコピーの料金を比較すると、ミニストップが最も安くカラーコピーができることがわかりました。
コンビニのコピー機を使えば、自宅にプリンターがない場合や、外出先で急に資料の印刷が必要になった時にも、カラーコピーができます。原本の資料がなくても、スマホやUSBのデータを取り込んで印刷が可能です。
光沢紙への写真印刷やはがきへの印刷もできるので、コンビニのコピー機を使えば、日常のいろいろなシーンで役に立ちます。
コンテンツプリントや証明書の交付サービスなど、カラーコピーの他にもコンビニのコピー機の機能を使いこなして、便利な生活を送りましょう。