近畿日本鉄道は、南大阪線、吉野線、長野線、御所線を対象としたダイヤ改正を4月23日に実施すると発表した。昼間時間帯を中心に、一部列車の行先と車両編成の変更、一部列車のワンマン化を行うとしている。

  • 近鉄南大阪線・吉野線など4月23日にダイヤ変更を行う

南大阪線・吉野線では、急行の一部列車において行先・編成を変更。平日に大阪阿部野橋発吉野行で運転される急行6本の行先を橿原神宮前行、吉野発大阪阿部野橋行で運転される急行3本を橿原神宮前駅始発にそれぞれ変更する。橿原神宮前~吉野間(橿原神宮前~吉野口・壺阪山間を含む)では、運転する列車のうち28本を2両編成のワンマン運転に変更する。

土休日は大阪阿部野橋発吉野行で運行される急行3本の行先を橿原神宮前行、吉野発大阪阿部野橋行で運行される急行4本を橿原神宮前駅始発にそれぞれ変更。橿原神宮前~吉野間では、運転する列車のうち20本を2両編成のワンマン運転に変更する。

準急の一部列車も行先を変更する。大阪阿部野橋~橿原神宮前間で運転される準急のうち、平日22本・土休日26本を大阪阿部野橋~古市間の運転に変更。新たに古市~橿原神宮前間で2両編成(一部列車はワンマン運転)の普通を設定し、平日63本・土休日62本を運行する。

その他、平日に大阪阿部野橋駅を13時51分・16時11分に発車する古市行の普通2本を藤井寺行に変更。古市駅を14時20分・16時31分に発車する大阪阿部野橋行の普通2本は、古市駅から藤井寺駅までの運転を取り消し、藤井寺駅始発に変更する。これら以外にも一部列車の時刻・編成等を変更するとしている。