俳優の磯村勇斗、鈴木伸之が24日、都内で行われた『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(3月11日公開)のセレブレーションイベントに登壇。イギリス・ロンドンからリモート出演したバットマン役のロバート・パティンソンとキャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツと“対面”を果たした。
DCユニバースに属さない本作は、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来となるバットマンの単独映画。世界の嘘を暴き、世の中を恐怖で支配する最狂の知能犯リドラーが登場し、暴かれるバットマンの嘘と狂気に変貌していく姿。ヒーロー映画史上最もスキャンダラスな展開が待ち受ける。
イベントでは、今まで描かれなかった2年目の未完成なバットマン役を演じたロバート・パティンソンと、自分の目的のためにバットマンと共闘するミステリアスなヒロインのキャットウーマン役を演じたゾーイ・クラヴィッツがバーチャル来日。バットマン好きでプライベートでも仲が良い磯村と鈴木が東京で出迎えた。
磯村は「不思議な感覚。鳥肌が立ちました。間接的にお会いできていることがうれしく思います」と“対面”を喜び、鈴木は「すごく緊張しています。本当にお会いしたかった気持ちも山々ですが、僕自身も楽しませてもらえたらなと思います」と心境を語った。
そして、いち早く本編を堪能した磯村と鈴木から、ロバート&ゾーイに質問。磯村はロバートに体作りについて尋ね、ロバートが「今回のバットマンは彼のキャリアにおいても初期。きっとあまり寝ていなくて、あまり食べていないということで、筋肉はつけるけどウエイトはつけないという変わったワークアウトをしました。短期間だったので大変でした」と明かすと、磯村は「その言葉があの体に出ていたのかなと。プロだなと思って感銘を受けました」と刺激を受けていた。
鈴木は「一番大変だったアクションシーンはどちらですか?」と質問。ロバートは初期に撮影した雨のシーンを挙げ、「スーツに自分が慣れ始めている時期だったし、しかも雨を降らせていて、水のおかげでプラス25キロくらいの重さになってしまった。濡れることで動きもゆっくりになってしまうという、今までのキャリア中で最も大変な撮影の一つでした」と答えた。
ゾーイも初期に撮影したアクションシーンを挙げ、「スーツを着るとなかなか動けないので大変さが10倍になるという感じでした」と回顧。鈴木は「すごいですね。撮影の裏側はなかなか聞けないので、ファンとしてはうれしいですね」と感動していた。