山陽電気鉄道は、大塩駅の上りホーム延伸にともない、上り特急の後部1両扉締切扱い(ドアカット)を2月28日で終了し、3月1日初発からすべての車両において全扉から直接の乗降が可能になると発表した。

  • 上りホームでの後部1両ドアカットの様子

山陽電気鉄道では、2019年11月から「鉄道駅総合改善事業(鉄道側事業の橋上駅舎整備と都市側事業の歩道橋整備を一体的に行い、駅機能の向上を図る事業)」として、姫路市と協力し、大塩駅の橋上駅舎化工事と歩道橋の整備を進めてきた。

橋上駅舎は2021年12月11日から供用開始しており、上りホームの延伸で6両対応ホームになることから、上り特急の後部1両扉締切扱い(ドアカット)を2月28日で終了することとなった。3月1日初発からすべての車両で全扉から直接の乗降が可能になるとのこと。なお、現在工事中の歩道橋北側エレベーターも3月1日の供用開始を予定している。