俳優の間宮祥太朗が主演するフジテレビ系ドラマ『ナンバMG5』(4月スタート、毎週水曜22:00~)での劇中写真が公開された。

間宮祥太朗=フジテレビ提供

間宮は、家族の前で見せる“ヤンキー”バージョンの剛、そしてひそかにまじめな学校に通い普通の高校生活を送る“シャバい”(ひ弱な、さえない)バージョンの剛を演じる。今回公開されたのは、この両方のビジュアル。ヤンキーバージョンでは、たてがみのように逆立てた金髪と、素肌に真っ白の特攻服をまとい、今にもケンカが始まりそうな目でにらみつけるという迫力あるビジュアルとなった。本広克行監督からも「いいねー!」とテンション高めに太鼓判を押され、間宮も一安心したという。

一方、シャバいバージョンでは、ぴしっとまとめられた黒髪に、標準の学ラン姿でさわやかな笑顔を見せている。

この日は、ポスターとドラマをPRするためのティザー動画の撮影に挑んだ間宮。アクションシーンでは、張り切りすぎて太ももの裏が伸びてしまい、体の硬さを痛感するというハプニングもあった。

コメントは、以下の通り。

――ヤンキーバージョンの特攻服を着てみた感想は?

「特攻服に袖を通してみて、原作にもありますが、トラブルなどを解決していく、ある意味“ヒーローのスーツ”のような印象で、剛のONの状態になり気合が入りました。デザインについては、赤文字に金で統一感もあって、特に“泣いてくれるなおっ母さん”という言葉が気に入っています」

――髪型はいかがですか?

「このヘアスタイルは、ティザー動画を撮影したときに毛先が揺れて、たてがみみたいにふわーっとなる感じがかっこよく映っていたので、ドラマ本編でも迫力が増すひとつのポイントになればいいな、と思いました。“シャバい”剛は、黒髪で前髪もあるので、本広監督も“すごいね!変わったね!”とおっしゃっていました」

――特攻服は素肌に着ると聞いたときは?

「嫌でしたね(笑)。素肌に特攻服でアクションすると、乳首が見え隠れするのではないかな?と。最初はそう思いましたが、割と小さくて離れ気味な乳首なので、隠しやすかったですけどね(笑)!」

――剛という役をどう演じていきたいですか?

「主人公は家族に期待されているレールがあって、でもそこから外れたところに行きたいんです。その思いは、ヤンキーであろうとなかろうと、誰もが10代のころに感じることだと思います。まわりからのイメージや“こうでしょ、こうなってよ”という期待と、自らがどう生きたいか?という自分のアイデンティティーを考えることは、題材をどこにしようとも共通するところだと思うので、その物語の筋みたいなことが伝わればと考えております」

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