コンビニエンスストアの払込手数料は、収納金額や利用するコンビニによって変わるのを知っていましたか? 2021年9月にはコンビニ払込手数料が値上げされました。値上げ前と値上げ後の手数料の違いもチェックしておきたいところです。収納金額やコンビニによっては、払込手数料が550円(税込)を超えることもあります。
本記事では、コンビニ別の払込手数料や値上げ後の料金、払込手数料が無料になるケースなどをご紹介していきます。
コンビニの払込票とは
コンビニの払込票とは、コンビニで料金や代金などを支払うときに使用する用紙です。払込票を使ったコンビニ決済には、下記の2種類があります。
- 払込票方式
- 払込用番号方式
それぞれの違いを確認しておきましょう。
払込票方式
払込票方式とは、バーコードが印字された払込票を使って支払う方法です。払込票にはバーコードのほかにも、支払金額や支払期日などが記載されています。公共料金の支払いで使われることが多い方式ですが、ネットショッピングの支払いや、カタログ販売の支払いなどに採用している業者もあります。
コンビニに払込票を持参して支払いを済ませ、控えの領収証を受け取るだけで手続きが完了するため、年代を問わず気軽に利用できるという特徴があります。
払込用番号方式
払込用番号方式とは、払込みに使う専用番号がメールで送られてくる方式です。コンビニに設置されたマルチメディア端末に専用番号を入力することで払込票が出力されます。この払込票をレジに持参して支払いをすれば、すべての手続きは完了です。専用番号をレジに告げるだけで支払い可能なコンビニもあります。コンビニによって決済までの手順は異なるので、事前に確認しておきましょう。
ファミリーマートの払込手数料
ファミリーマートの払込手数料は、以下のとおりです。
収納金額 | 値上げ前の払込手数料(税込) | 値上げ後の払込手数料(税込) |
---|---|---|
1万円未満 | 66円 | 110円 |
1万円以上5万円未満 | 110円 | 220円 |
5万円以上 | 330円 | 550円 |
ローソンの払込手数料
ローソンの払込手数料は、以下のとおりです。
収納金額 | 値上げ前の払込手数料(税込) | 値上げ後の払込手数料(税込) |
---|---|---|
1万円未満 | 66円 | 110円 |
1万円以上5万円未満 | 110円 | 220円 |
5万円以上 | 330円 | 550円 |
セブン-イレブンの払込手数料
セブン-イレブンの払込手数料は、以下のとおりです。
収納金額 | 値上げ前の払込手数料(税込) | 値上げ後の払込手数料(税込) |
---|---|---|
1万円未満 | 66円 | 110円 |
1万円以上5万円未満 | 110円 | 220円 |
5万円以上 | 330円 | 440円 |
ミニストップの払込手数料
ミニストップの払込手数料は、以下のとおりです。
収納金額 | 値上げ前の払込手数料(税込) | 値上げ後の払込手数料(税込) |
---|---|---|
1万円未満 | 66円 | 110円 |
1万円以上5万円未満 | 110円 | 220円 |
5万円以上 | 330円 | 550円 |
各コンビニ払込手数料の比較
各コンビニ払込手数料の比較は、以下のとおりです。
収納金額 | ファミリーマート・ローソン・ミニストップの払込手数料(税込) | セブン-イレブンの払込手数料(税込) | ||
---|---|---|---|---|
値上げ前 | 値上げ後 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
1万円未満 | 66円 | 110円 | 66円 | 110円 |
1万円以上5万円未満 | 110円 | 220円 | 110円 | 220円 |
5万円以上 | 330円 | 550円 | 330円 | 440円 |
値上げ前は、どのコンビニを利用しても払込手数料は同じでしたが、値上げ後は、セブン-イレブンと他のコンビニで手数料の差が生じています。
コンビニ払込手数料が無料になるケース
公共料金の支払いに関しては、払込手数料がかかりません。オンラインショッピングでコンビニ決済を選択した場合も事業者が手数料を負担するケースが多いようです。
ただし、すべての事業者が払込手数料を負担しているわけではないので、支払いをする前に払込手数料の有無を確認するようにしましょう。
コンビニ払込手数料を確認して少しでもお得に利用しよう
2021年9月にコンビニ払込手数料が値上げされました。値上げ前は各コンビニに手数料の差はありませんでしたが、値上げ後は、収納金額5万円以上の場合において、セブン-イレブンと他のコンビニでは払込手数料が異なります。
収納金額によっては400円を超える払込手数料が必要になるので、利用する前に確認しておきましょう。なお、公共料金の支払いは、払込手数料が無料になります。また、多くのオンラインショップもコンビニ払込手数料を無料にしています。
少額の手数料も積み重なれば大きな金額になります。各コンビニの払込手数料を確認して、少しでもお得に利用しましょう。