ハイフライヤーズはこのほど、認可保育園でありながら園で使用する荷物を持ち込み不要とする「荷物のいらない保育園」を企画。1月17日より運営している。

  • 荷物のいらない保育園キートス

    荷物のいらない保育園キートス

保育園に通うには、毎日使用するオムツ、お尻拭き、食事用のエプロン、手や口を拭くタオル、歯ブラシ。それに加えて、毎週末には昼寝用の布団を持ち帰り家庭で洗濯・天日干しをしてまた週明けに持っていく必要があり、仕事と育児を両立する保護者にとってかなり大きな負担となっている。

こうした問題を受けて同社は、保護者が通園準備に追われる日常から解放されることで、子どもと向き合う時間を増やすことができるよう、このほど、使用する荷物を園で用意する「荷物のいらない保育園」を企画・運営することに。

また、保護者にとって、「準備をする手間は減ったけどその分金銭的な負担が増えた」というサービスでは意味がないこと、加えて「保護者がやっていたことを保育者が負担する」ということでは、保育者の負担軽減・待遇改善に逆行することから、例えば布団のクリーニングは専門業者に完全委託をするなど、保育者も同じく荷物にまつわる負担を減らすことで子どもたちと向き合い全力で保育を提供する時間を確保していくという。

  • 「荷物のいらない保育園」になると…

    「荷物のいらない保育園」になると…

なお、今後の展開としては、現状は持ってきてもらっている洋服についても、2022年度中には協力企業を見つけ、園で用意するとしている。