アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演することが7日、発表された。朝ドラ初出演となる。
本作で描く時代は、1990年代から現在まで。福原遥演じるヒロイン・岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、夢に向かっていく挫折と再生のドラマとなる。
横山が演じるのは、舞の3歳上の兄・岩倉悠人(いわくら・はると)。油の匂いと機械音がうるさい工場の町が子どものときから嫌い。勉強が得意でプライドが高く、早く工場町から抜け出して大金を稼ぎたいという野心を持つ。大学進学で家を出て両親を心配させるようになるが、妹の舞がとりなそうとする。
横山は「僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当にうれしいですし、大変光栄です」と喜び、「悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。ぜひ皆さん見て頂けると幸いです」と呼びかけている。
横山のほか、舞の父・岩倉浩太を高橋克典、母・岩倉めぐみを永作博美、祖母・才津祥子を高畑淳子が演じることも発表された。高橋と永作も朝ドラ初出演となる。