タカラトミーは4日、「プラレール『のぞみ』30周年記念300系ノスタルジックサウンド仕様」(JR東海承認済)と「プラレール『最後のブルートレイン 北斗星DD51重連仕様』」(JR北海道商品化許諾済・JR東日本商品化許諾済)を3月24日に発売すると発表した。
「プラレール『のぞみ』30周年記念300系ノスタルジックサウンド仕様」は、2022年に30周年を迎えた「のぞみ」を記念した商品として発売。300系は1992(平成4)年から東海道新幹線で営業運転を開始した第3世代の車両で、それまでの「こだま」「ひかり」より速い「のぞみ」用として開発された。2012年3月16日に「さよなら運転」を行い、営業運転を終了した。
「プラレール『のぞみ』30周年記念300系ノスタルジックサウンド仕様」は4両編成で、当時を思い出させるメロディとアナウンスを収録したノスタルジックサウンド仕様となっている。サウンドは車両が走るときや停車時などに聞くことができ、アナウンスは「プラレール」用にアレンジされている。3両目には初期のパンタグラフをイメージしたデザインを施しているという。価格は5,500円(レールは別売り)。
「プラレール『最後のブルートレイン 北斗星DD51重連仕様』」は、青函トンネル開通に合わせ、1988(昭和63)年3月に登場した寝台特急「北斗星」を「プラレール」化。「北斗星」は2015年3月に定期運用を終え、4月から臨時列車として運行されたが、同年8月22日をもって運行終了となり、ブルートレインの歴史も幕を閉じることになった。
「プラレール『最後のブルートレイン 北斗星DD51重連仕様』」は5両編成で、先頭車両以外の4両で「プラキッズ」が乗車できる仕様となっている。付属する2体の「プラキッズ」で「北斗星」の旅を楽しむような遊びができるとのこと。価格は5,500円(レールは別売り)となる。