マイボイスコムはこのほど、第15回「くらしと節約」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2022年1月1~5日、調査対象は10~70代の個人、有効回答は10,109人。

2021年に節約した人は55.8%

  • 昨年1年間に節約をした理由は何ですか?

    昨年1年間に節約をした理由は何ですか?

2021年は生活全般において満足できる年だったか聞くと、「非常に満足できた (3.1%)、「満足できた」(45.0%)の合計は48.1%。2021年調査時(30.7%)より増加したものの、2020年調査時(54.6%)より低い結果となった。

2021年に経費を節約した人は、「かなり節約した」(6.9%)、「まあ節約した」(48.9%)を合わせて55.8%。節約した項目は、「外食」が43.7%、「旅行」「衣料品」「食料品」が各3割前後となった。

節約した理由を尋ねると、「将来の生活に備えて」が最も多く34.0%。次いで「収入が少ない・減った」が25.5%、「不況、景気後退」「社会情勢への不安」が各1割強と続いた。前年と比べると、「将来の生活に備えて」が微増したのに対し 「社会情勢への不安」は微減した。

今年節約を心がけようと思っている項目は、「外食」「食料品」「菓子・デザート類」が各20%台に。昨年よりできればお金をかけたい項目は、「特にない」が42.8%を占め、以下、「旅行」が25.5%、「趣味・娯楽・教養」が15.0%と続いた。

また、幸福感について調べたところ、自分が幸せだと思う人は、「非常にそう思う」「まあそう思う」を合わせて56.8%。詳細をみると、女性10・20代、女性60・70代、男性70代では7割前後に上った一方、男性30・40代では4割強と低いことがわかった。