インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japanは、働く女性の消費をテーマに10月7日~11日の期間、20~30代の会社員女性500名を対象にインターネット調査を実施。その結果をもとにコロナ禍で女性たちがどのように自分自身と向き合い、行動してきたのかをまとめた「働く女性の2021年行動白書」を11月26日に発表した。今回はそのうちの「消費と家計」にフォーカスを当てて紹介していく。

  • コロナ禍2年目となる2021年、コロナ禍1年目と比べて収入は変化しましたか?

はじめに「コロナ禍2年目となる2021年、コロナ禍1年目と比べて収入は変化しましたか?」と尋ねると、およそ3人に1人の収入に変化があったことが判明。また全体の約5人に1人、収入が減少していた。

  • 現在の貯蓄額

次に「コロナ禍2年目となる2021年、貯蓄は増えましたか?」との質問に、3割の女性が「貯蓄が増えた」と回答。

そこで、現在の貯蓄額について調査をすると「600万円以上」(20.6%)が最多に。次に多い回答は「10万円以上100万円未満」(17.6%)、さらに「貯蓄はない」(11.2%)と回答した人も一定数おり、貯蓄額はばらける結果となった。

  • 現在節約していますか?

さらに節約状況を尋ねると、8割の女性が節約していると回答。

そこで節約エピソードを尋ねると、「食材は夕方安くなってから買い物に行って買うようにしている。クーポンを利用するようにしている」(三重県・31歳)、「ネットバンキングなどを利用して手数料がかからないよう気を配っている」(兵庫県・35歳)とのこと。

ワークスタイルなどの変化により、収入や貯蓄、お金に対する意識の変化がうかがえた。