サントリーウエルネスは1月26日、「年齢意識に関する全国アンケート調査」の結果を発表した。調査は2021年12月10日~15日、全国20~79歳の男女1万894名を対象にインターネットで行われた。
「おじさん・おばさん」「シニア」「おじいさん・おばあさん」「お年寄り」は何歳以上からの呼び方かイメージする年齢を質問したところ、「おじさん・おばさん」が平均49.0歳、「シニア」が平均61.6歳、「おじいさん・おばあさん」が平均69.0歳、「お年寄り」が平均73.1歳となり、最大で11.5歳の差があることが明らかに。
また、「『最近の若者は……』とつい思ってしまうことがありますか?」と聞くと、40代(49.4%)がピークであることが判明し、意外にも、60代の方が低い結果に。さらに、「何歳でも大学で学び直せるような社会になってほしいですか?」と質問したところ、65.8%が「そう思う」と回答。中でも、70代が最も高く70.5%だった。
次に、実際の年齢とは別に、自分自身で感じている自分の年齢=「実感年齢」別に全国ランキング化したところ、1位「和歌山県」(-3.51歳)、2位「高知県」(-2.81歳)、3位「大阪府」(-2.80歳)、4位「兵庫県」(-2.75歳)、5位「鳥取県」(-2.67歳)という結果に。
関西から西のエリアが上位を占めており、1位の「和歌山県」では、全国平均に比べ「年齢を意識せず、自分が好きな服を着たい」「カラダだけでなくココロの健康も大切と思う」「睡眠時間は十分とっている」という人が多く、ココロとカラダの健康バランスが取れていることが実感年齢の若さに繋がっていることがうかがえた。
続いて、「あなたはご自身の『実感年齢』を何歳と感じていますか?」と尋ねたところ、20代〜30代は実年齢より高いと回答したのに対し、40代以降は実年齢よりも若いと回答。ちょうど37歳を境に、実年齢と実感年齢の関係が逆転していることがわかった。
そのほか、実感年齢が若い人は、そうでない人の1.7倍「鏡で自分をチェックする」など、美容・ファッションに対して関心が高い傾向に。さらに、実感年齢が若い60代・70代では、デジタルリテラシーが高い傾向が見てとれた。