CCCマーケティングカンパニーは1月7日、「若者のライフスタイルに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2021年12月17日～23日、全国18～20歳の男女600名を対象にインターネットで行われた。

  • あなたがいま悩んでいることは何ですか?

    あなたがいま悩んでいることは何ですか?

いま悩んでいることを聞いたところ、1位「今後の未来のこと」(48.0%)、2位「お金のこと」(47.2%)、3位「仕事・就職のこと」(39.2%)という結果に。続いて、2022年に積極的に取り組みたいことを聞くと、1位「趣味」(46.7%)、2位「学問」(43.7%)、3位「アルバイト」(33.7%)、4位「資格取得」(32.0%)、5位「旅行」(27.7%)となった。

また、新型コロナウイルス感染症が将来に影響を及ぼしたかどうかを聞いたところ、「とても影響を及ぼした」「まあまあ影響を及ぼした」の合計は57.5%となり、半数以上の若者にとって、コロナは何らか影響を与えてしまっていることが分かった。

  • 地元(故郷)に対する居住の考え

    地元(故郷)に対する居住の考え

続いて、地元(故郷)に対する居住の考えについて尋ねたところ、最も多かった回答は「今も地元(故郷)に住んでいて、将来も住み続けたい」で41.2%。また「今は地元(故郷)に住んでいないが、将来は地元(故郷)に住みたい」が6.3%と、若者の2人に1人が地元居住をしたいという思いがあることが明らかに。

また、現在の居住地域が「都市部」「地方部」のいずれかで選択してもらった結果をもとに比較をすると、都市部および地方部に住んでいる若者の8割がいまも地元に住んでいて、都市部・地方部ともに5割の若者が引き続き地元に住みたいという意向があることが分かった。

  • 理想の職場

    理想の職場

次に、理想の職場について複数選択で聞いたところ、「人間関係が良い」(71.8%)、「賃金が高い」(52.0%)、「有給休暇が取りやすい」(51.3%)、「やりがいのある仕事ができる」(49.0%)、「尊敬できる上司・先輩がいる」(41.8%)が上位に。また、理想の会社を聞いたところ、「大手企業」(26.8%)や「中堅・中小企業」(22.8%)に回答が集中。一方で「自分で起業・自営業」も10.2%と1割に及び、若者世代のスコープに自ら事業を立ち上げる「起業」がしっかりと含まれていることが分かった。

また、今後、どのような生活スタイルを望んでいるのかを聞いたところ、「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」(28.8%)が最多に。次いで「自分の好きなことややりたいことに、時間と手間を集中させる生活スタイル」(18.0%)、「のんびり気ままな自然志向の生活スタイル」(16.3%)と続き、若者世代には、自分の好きなことを中心に置いた生活スタイルが好まれていることが明らかに。

さらに、消費に対する意識を複数選択で聞いたところ、「買物は楽しい」(48.0%)、「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(44.8%)、「自分に必要な物だけを買う」(37.3%)、「外でお金をかけて遊ぶよりも、家でくつろぐほうが好き」「買い物にコストパフォーマンスを求める」(ともに31.3%)が上位に並んだ。