ベルギーを代表するチョコレートブランド「PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)」。2022年のバレンタインコレクションは「VOYAGES & PASSION<航海と情熱>」をテーマに、ショコラティエ ピエール・マルコリーニ氏自らが世界中を旅して厳選したカカオ豆のチョコレートを届ける。
「チョコで世界中を旅してほしい」
このほど開催されたメディア向けの発表会で、その新作コレクションが初めてお披露目された。マルコリーニ氏がオンラインで登場し、「日本のみなさんは世界を旅することがお好きですよね。この複雑な時代だからこそ、私が世界中を旅して厳選した、希少で良質なカカオ豆を使用したチョコレートに誘われて、心を羽ばたかせ、世界中を旅してほしい」と熱く語った。
ブランドを象徴する「クール シリーズ」
ピエール マルコリーニといえば、ブランドのアイコン的存在であるハートモチーフのチョコレート「クール シリーズ」。クールは、フランス語でハート・心を意味する。鮮やかな色も特徴の一つだが、今年からリニューアルし、凍結乾燥させたフルーツなど天然の着色料のみを使用しているそう。
一番人気のフレーバーは赤色が美しい「クール フランボワーズ」。なかみのホワイトチョコレートは砂糖を抑えた甘すぎない自家製、カラマンシー(柑橘)でさらにフレッシュに。また、近年注目を集めるピスタチオのフレーバー「クール ピスターシュ」も登場。ローストしたピスタチオに塩気が加わり海を感じるような味わいだ。
カカオ生産地の個性を体感「グラン クリュ シリーズ」
「グラン クリュ シリーズ」は、カカオ生産地の個性や味わいの違いを体感できるボンボンショコラ。ワインの話題ではよく聞くグラン クリュという言葉、このシリーズ名ではその土地を象徴するような小規模生産の素晴らしいカカオ豆を指しているそう。
マルコリーニ氏のおすすめは、希少種「マダガスカル」とブランドの名前を冠した「ピエール マルコリーニ」(キューバ、サントメ、マダガスカルのブレンドカカオ)。
フェアトレードなど倫理観を持ったチョコレートづくり
マルコリーニ氏は、20年以上にわたり自らの手でカカオ豆からチョコレートをつくることに情熱を注いできた。カカオ農園と生産地、そこで働く方々を擁護することを信条とし、カカオ農園とパートナーシップを結ぶことにより市場の3〜5倍の適正な価格でカカオ豆を購入。児童労働を禁じている。
さらに太陽光発電や排水の再利用など、地球・生産者・消費者に対してサステナブルなコミットメントを実践する。
旅を思わせる限定パッケージ
コレクションは、ハート型の缶パッケージで人気のクール シリーズを中心にセレクトした「コフレ クール(5個入り2,160円/9個入り3,672円)、厳選された世界各国のカカオを使用した「グラン クリュ」を7粒詰め合わせた「グラン クリュ セレクション」(7個入り2,646円)、旅先からのエアメールを思わせるボックスにクールやグラン クリュなどが入った「バレンタイン セレクション 」(4個入り1,620/6個入り2,268円/8個入り2,970/円/10個入り3,780円/16個入り5,780円)などをラインナップ。旅を思わせる限定のパッケージデザインで展開する。
販売店舗は、ピエール マルコリーニ ジャパン オンラインショップ、ピエール マルコリーニ直営店(銀座本店、羽田店、名古屋店、グランスタ東京店、渋谷店、新宿店、ラゾーナ川崎店、御殿場プレミアム・アウトレット店)、全国のバレンタイン・イベント会場、主要百貨店オンラインショップなど。
「コレクションを通じて感動を伝えたい。チョコレートを食べたとき、みなさんの顔が明るくなるのを見たい。それがショコラティエの願い」とマルコリーニ氏。「私たちのチョコレートが言葉になって愛を伝えてくれます」と話していた。