「Huddler(ハドラー)」を運営するmonomodeは、「会議」「打ち合わせ」に関しての調査を実施し、その結果を1月17日に発表した。調査は2021年12月23日~24日の期間、全国20~50代の会社員男女216名を対象に、LINEリサーチプラットフォームを利用して行われた。

  • 「会議」「打ち合わせ」に対して何か改善が必要と感じますか?

はじめに、「会議・打ち合わせに対して何か改善が必要と感じますか?」という質問に対しては、「早急に改善が必要と感じ、すでに実行している」が12.59%、「必要と感じ、計画・行動し始めている」は18.52%だった。

一方、「必要と感じているが、行動できていない」が45.93%と、最多の回答となった。「改善する必要はあるが、どういった形で着手していくべきなのかわからない」など悩んでいる人が多いのではないかと推測している。

また、「会議」「打ち合わせ」に対して何か改善する必要があると感じている割合は約8割にのぼり、大多数のビジネスパーソンが何かしら改善すべきと感じていることがわかる。

  • 「会議」「打ち合わせ」に対して「ムダ」と感じることはありますか?(複数選択可)

続いて、「会議」「打ち合わせ」に対して「ムダ」と感じることを尋ねると、最多は「時間が長い、終了時間が決まっていない(51.85%)」となった。次いで、「目的が不明瞭、開催する必要のない会議が多い(42.96%)」、「人数が多い、適正な人数ではない(23.7%)」、「会議の進行が緩い、司会が決まっていない(21.48%)」と続いた。

  • 「会議」「打ち合わせ」に関する情報のやり取りで、 特にどういったことに「課題」と感じますか?

そこで、会議・打ち合わせに関する情報のやり取りで、特に「課題」を感じる点を調査。すると、最多は「事前の議事(アジェンダ)共有がない(21.15%)」、続いて「会議後の議事録の共有がない(17.31%)」「データ(資料等)を集約する場所やツールの管理が属人化している(17.31%)」「決定事項・ルールを確認できる場所がない(20.19%)」となった。

「事前の議事(アジェンダ)の共有がない」という意見が多かったが、万遍なく課題視されているという印象だという。