『Job総研』を運営するライボは1月7日~12日の期間、「2022年 転職意識調査vol.1」を実施し、その結果を1月17日に発表した。調査は1年以内~10年以上の勤務者かつ20~1000人以上規模の会社に所属している、全国の20~69歳男女810名の社会人を対象に行われた。

  • これまでのキャリアで転職経験はありますか

はじめに、これまでのキャリアにおける転職経験の有無について尋ねると、78.8%が「転職経験あり」と回答。

  • 現状転職を検討していますか/転職を考えはじめたタイミング

現状転職を検討しているかどうかの質問には、「検討している」と回答したのは半数以上の54.2%で、「検討していない」が36.9%、「わからない」と回答したのが8.9%だった。

そこで、現職に就いてから転職を考え始めたタイミングについても調査。78.1%が内定から3年以内の中で転職を考え始めていることが判明した。内訳は「1ヶ月以内」が9.4%、「半年以内」が21.5%、「1年以内」が22.1%、「3年以内」が25.1%で、内定から1年以内で53.0%が転職を検討し始めているという回答結果に。

  • 昨年(2021年)は転職活動をしましたか

2021年の転職活動については、53.8%が「転職活動をしていた」と回答し、「転職活動はしていないが検討していた」が8.4%で、全体の62.2%が転職を希望していたことがわかった。また、検討も転職活動もしていないと回答したのは全体の37.9%だった。

  • 転職のイメージ/転職のイメージ(年代別)

続いて、転職に対するイメージを尋ねると、全体の66.6%が転職に対して「ポジティブなイメージを持っている」と回答。「ネガティブなイメージを持っている」が5.3%で、「どちらでもない」が28.1%という回答結果になった。

またポジティブ派の回答を年代別に見ると、20代が73.9%と最多で、次いで40代が66.5%、30代が63.9%で50代が最も低い55.4%だった。ネガティブ派の回答では50代が最多回答に。

  • 今後の転職イメージ

今後の転職は更に一般化するか否かについての予測では、「一般化する」が64.8%、「多分一般化する」が25.6%で合算した90.4%が転職は更に一般化してく考えであることがわかった。

現状転職に対してポジティブなイメージを持っている回答が6割にとどまる中、今後については9割以上が「一般化していく」予測を持っている回答結果に。