インフキュリオン は2021年12月28日、「決済動向2021年12月調査」の結果を発表した。調査は2021年12月2日~3日、全国の16~69歳男女5,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 直近約2年間における各キャッシュレスの利用率の推移

    直近約2年間における各キャッシュレスの利用率の推移

直近約2年間における各キャッシュレスの利用率の推移をみると、「クレジットカード」(78%)や「FeliCa型電子マネー」(58%)が多く、次点は「QRコード決済」が僅差で続き、その利用率は56%と過去最高を更新。また、「ブランドデビットカード」の利用率は20%を超えた。

  • 各QRコード決済アプリの利用率

    各QRコード決済アプリの利用率

各QRコード決済アプリの利用率は、「PayPay」が39%と断トツのトップに。次いで「楽天ペイ」(17%)、「d払い」(14%)、「au PAY」(11%)、「メルペイ」(9%)、「LINE Pay」(8%)と続いた。

「複数のQRコード決済アプリを利用している」と回答した1,292名に対し、どのように使い分けているかを聞いたところ、「お店によって使い分けている」(37%)や「キャンペーンによって使い分けている」(32%)という人が多いことが明らかに。また、QRコード決済アプリの機能で「あったら利用したい」と思うものを教えてもらったところ、「公共料金の支払い」「税金の支払い」「A T Mでの現金引き出し」が上位にあがった。

  • BNPL利用者個別BNPLサービスの利用率

    BNPL利用者個別BNPLサービスの利用率

次に、「BNPL」について調査を行った結果、BNPL利用者の7割近くを女性が占めており、特に、10代、20代女性の利用率は約20%と突出して高い傾向に。各BNPLサービスの利用率は、「ネットプロテクションズ後払い」が59%と突出して多く、次いで「メルペイスマート払い」(25%)、「Paidy」(25%)と続いた。

また、BNPL利用者のうち、「クレジットカード」も利用している人は68%。ネットショッピングの際に、「クレジットカード」と「後払いサービス」をどのように使い分けているのかを聞いたところ、41%が「なるべくクレジットカードを使う」と回答。また、「お店によって使い分けている」が19%、「購入金額によって使い分けている」が12%と続き、利用シーンに合わせて使い分けていることがわかった。