JR東日本は、2022年3月12日のダイヤ改正で、上越新幹線にE7系を追加投入すると発表した。新たに12本(下り6本・上り6本)の列車をE7系で運転し、乗車チャンス拡大と快適性向上を図る。

  • 上越新幹線「とき」「たにがわ」へE7系を追加投入(2019年6月の報道公開にて撮影)

上越新幹線では、今年10月にE4系「Max」が定期列車での運転を終え、E7系を追加投入。現在、東京駅発着の「とき」32本(上下各16本)、「たにがわ」11本(下り5本・上り6本)がE7系で運転されている。ダイヤ改正でE7系をさらに追加投入し、新たに「とき」4本(上下各2本)、「たにがわ」8本(上下各4本)がE7系による運転に。E7系の運転本数は「とき」36本(上下各18本)、「たにがわ」19本(下り9本・上り10本)となる。

利用状況に合わせた輸送体系の見直しも行う。上越新幹線では、東京駅発着(一部列車は上野駅発着)の列車のうち、「とき」4本(上下各2本)、「たにがわ」2本(下りのみ)が臨時列車となるほか、夜間に越後湯沢発東京行で運転される上り「たにがわ416号」が運転取りやめに。朝の時間帯に高崎発東京行で運転される上り「たにがわ474号」は土休日のみ運転を取りやめる。なお、北陸新幹線もダイヤ改正後、「かがやき」4本(上下各2本)を臨時列車に変更する予定となっている。