JR東日本仙台支社は、福島駅の在来線(奥羽本線)と新幹線上りホームを結ぶアプローチ線の新設工事にともない、2022年3月12日以降、日中時間帯の福島~庭坂間で普通列車3本(下り2本・上り1本)の運転を取りやめ、バス代行輸送を実施すると発表した。

  • 山形新幹線と線路を共用する奥羽本線(山形線)福島~新庄間では、719系5000番台など標準軌の車両が活躍している(写真はイメージ)

福島駅アプローチ線新設工事は2021年5月からスタート。在来線(奥羽本線)をまたぐ箇所の高架橋新設工事に着手するため、3月12日から約1年間にわたり、福島~庭坂間で日中時間帯の普通列車の運転を取りやめることとなった。山形新幹線「つばさ」は終日にわたり通常通り運転される。

対象となる普通列車は、下りが福島駅12時51分発・米沢駅13時38分着と福島駅16時4分発・米沢駅16時50分着の2本、上りが米沢駅13時8分発・福島駅13時54分着の1本。いずれも福島~庭坂間の運転を取りやめ、庭坂~米沢間の運転となる。

福島~庭坂間の代行バスは庭坂駅で普通列車と接続する。運転時刻は下りが福島駅12時14分発・庭坂駅12時45分着と福島駅15時27分発・庭坂駅15時58分着、上りが米坂駅13時56分発・福島駅14時27分着。3本とも列車より乗車時間が長くなり、交通事情等によって代行バスの到着が遅れ、乗換えができない場合もあるとのこと。代行バスの乗降場所は1月中旬頃、駅・車内で掲出するポスターにて案内する予定となっている。

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