フライヤーはこのほど、「2021年最も読まれたビジネス書ランキング」を発表した。同社が運営する本の要約サービス「flier」の有料会員を対象に、同サービスで要約を公開している約2,600冊の書籍について、スマホアプリ・Webのアクセス数を合算しランキング化した。集計期間は2020年12月1日~2021年11月30日。

ロングセラーが上位にランクイン

  • 「2021年最も読まれたビジネス書ランキング」

1位に輝いたのは、2017年に発刊された『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』(塚本亮著/明日香出版社)。本ランキングの1位を獲得し、30万部目前まで迫っている。

2位は2018年に発刊した『学びを結果に変える アウトプット大全」(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)、3位は2017年に発刊した『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド/大和書房)と、2017~2018年刊行の書籍がトップ3を占めた。

トップ10は下記の通り。

1位『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(塚本亮/明日香出版社/2017年発刊)
2位『学びを結果に変える アウトプット大全』(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版/2018年発刊)

3位『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド/大和書房/2017年発刊)

4位『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(ひきたよしあき/大和出版/2019年発刊)

5位『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長/朝日新聞出版/2020年発刊)

6位『1分で話せ』(伊藤羊一/SBクリエイティブ/2018年発刊)

7位『科学がつきとめた「運のいい人」』(中野信子/サンマーク出版/2019年発刊)

8位『人は話し方が9割』(永松茂久/すばる舎/2019年発刊)

9位『やめる時間術』(尾石晴(ワーママはる)/実業之日本社/2021年発刊)

10位『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(越川慎司/ディスカヴァー・トゥエンティワン/2020年発刊)

トップ10全体をみると、既刊のロングセラーが上位を占めた。このトレンドは2020年と共通している現象で、『アウトプット大全』に至っては3年連続のランクインとなった。