すばる舎は12月9日、『人は話し方が9割』の続編『人は聞き方が9割』(永松茂久 著/1,540円)を発売した。

  • 『人は聞き方が9割』(1,540円)

『人は話し方が9割』とは、3坪のたこ焼き屋から始め、口コミだけで県外から毎年1万人を集める大繁盛店を作った永松茂久氏による書籍で、85万部突破のベストセラーとなり"2021年1番売れた本"とも言われている(日販調べ)。

今回発売した同書は、『人は話し方が9割』で反響があった「聞き方」について掘り下げた最新作。「話なんか苦手なままでいい」の言葉を冒頭に、人の話を聞く事が得意でない人でも聞くのが楽しくなり、コミュニケーションがうまくいくために押さえるべき「聞き方のコツ」を紹介する。

  • (C)イラスト・図版:久保久男/朝日メディアインターナショナル

■相手に安心感を与え、好かれる人になる会話のコツ9選+1
その(1) 否定しない
「それは間違っている」とできるだけ言わない。「自分とは違う」だけ。
その(2) 押しつけない
正論を押しつけられると人は反発したくなる。相手を尊重すること。
その(3) 競わない
相手の話にマウンティングしないこと。相手の立場や気持ちを理解する。
その(4) 急かさない
結論を焦らない。求めない。相手に無理やりプレッシャーを与えない。
その(5) 答えを言わない
指示や命令ではなく、「あなたはどうなったら嬉しい?」と質問する。
その(6) さえぎらない
相手の話を途中で変えたり、奪わない。「でも」もなるべく使わない。
その(7) ツッコまない
心を折るツッコミはNG。会話でネガティブな言葉も極力使わない。
その(8) 干渉しすぎない
「相談に乗れることがあったら言ってね。役に立ちたいし」など気持ちを伝える。
その(9) 漏らさない
「ここだけの話」の秘密は絶対に漏らさないこと。信頼と安心のカギ。
+1 オンラインの会話3つのコツ
「否定禁止」「魔法の傾聴」「リアクション3倍」で話しやすい空気を作る。

また、同書では「聞き方」の大切さや聞くことによって得られるメリットについても分かりやすく解説している。