鍋にサラダに浅漬けに……冬の食卓で大活躍する白菜。1/4にカットした状態で買う方も多いのではないでしょうか。でもそのカット白菜、使う順番を考えるだけで、鮮度が長持ちすることを知っていましたか?

信州で農園を営むマノマノさん(@manomano_farm)の「農家からの切実なお願い」が話題になっています。

  • (@manomano_farmより引用)

【農家から切実なお願い】

カットされた白菜は

内側から使ってください!
内側から使ってください!
内側から使ってください!

その方が鮮度が長持ちします!

内側から食べることで外葉に栄養や旨味がとどまるので、最後まで新鮮に美味しく食べられるのです。

ぜひ内側からお召し上がりください!(@manomano_farmより引用)

  • (@manomano_farmより引用)

「内側から使ってください!」大切なことは3度、いえ4度言うマノマノさん。カット白菜は外側から使いがちですが、「内側」から使うと外側の外葉に栄養や旨味がとどまるため鮮度が長持ちするそう。白菜の内側には「成長点」があり、収穫した後も野菜は成長しようとこの成長点に栄養を集め続けるそう。この成長点の部分を先に食べて、栄養を外側に残すというアイデアです。

  • (@manomano_farmより引用)

この投稿に、20.5万いいね、6.4万件のリツイートと大きな反響が寄せられています(12月28日時点)。「初めて知りました! いつも外側から使っていて一番内側に行き着く頃には鮮度や旨味がなくなっていました。内側から使ってみます!」「知らなかった、いつも外側から食べていました」「白菜の産地に住んでるというのに、こんな事初めて知った」という驚きの声が続々。

また、白菜と似た葉物野菜のキャベツやレタスも同じようにすればよいの……? という声もあったので、マノマノさんに聞いてみました。

投稿者に聞いてみた

――「カット白菜は内側から」ということですが、キャベツなどカットされた葉物野菜も、同様に内側から使った方が良いのでしょうか?

キャベツやレタスなどの葉物は芯抜きをするか、爪楊枝を刺しておくと長持ちします。

――今回、「知らなかった」という声が多く寄せられています。

どんなことも、自分の中だけに留めておくのはもったいないと思いました。この情報はなにも私が初めて発見した情報ではなく、お料理好きな方や農家の方などにとっては当たり前に知っている情報だと思います。

でもそう思い込んで発信をせず、自分の中だけに留めておけば今回知らなかった方にとってはずっと知らなかったこととなってしまうので、いい情報はこれからもシェアしていこうと思いました。


農家の方には当たり前のことでも、消費者にとっては知らないことはたくさんありそうです。マノマノさんのTwitterでは、今回のような野菜にまつわる情報やご自身の考え方を投稿されています。