JR西日本は、2022年3月12日に実施するダイヤ改正で、大阪環状線において平日朝の運転本数・運転間隔を変更するほか、平日10~12時台および20時以降に運転されるJRゆめ咲線(桜島線)との直通列車を見直すと発表した。終電時刻も繰り上げられる。
平日朝の通勤時間帯、大阪環状線では内回り(西九条方面)・外回り(京橋方面)とも7~8時台におおむね3~5分間隔で列車を運転している。ダイヤ改正後、平日7~8時台の運転間隔を4分間隔に変更。大阪駅を平日7~8時台に発車する内回りの列車は現行の33本から29本(1時間あたり2本、計4本減)、外回りの列車は現行の32本から30本(1時間あたり1本、計2本減)に減便される。
大阪環状線とJRゆめ咲線(桜島線)の直通列車は現在、おおむね8~12時台と16~22時台に運転されている。ダイヤ改正後、平日の10~12時台および20時以降において直通列車が見直しとなるが、JRゆめ咲線での運転本数に変更はないとのこと。大阪環状線では、おおむね16時以降に大和路線(関西本線)・阪和線から直通する一部列車も見直しとなる。
終電時刻も繰上げに。大阪駅では現行の内回り最終列車である同駅0時11分発の天王寺行が運転取りやめとなり、ダイヤ改正後の最終列車は同駅0時2分発の天王寺行とされ、終電時刻が9分繰り上がる。外回り最終列車は現行通り大阪駅0時15分発の京橋行だが、天王寺行の最終列車が現行の大阪駅0時8分発から同駅0時2分発に繰上げとなる。
天王寺駅では現行の内回り最終列車である同駅0時4分発の大阪行が運転取りやめとなり、ダイヤ改正後の最終列車は同駅23時48分発の大阪行とされ、終電時刻が16分繰り上がる。外回りの最終列車は現行の天王寺駅0時4分発から同駅23時58分発(大阪行)に変更され、6分の繰上げとなる。