インタースペースの運営する、旅行SNS「RECOTRIP」は、2021年に実際にユーザーが行って評価の高かった観光スポットベスト50を東日本、西日本版をそれぞれ12月24日に発表した。当ランキングは、2021年1月1日から12月15日の期間で実際に訪問したRECOTRIPユーザー数や、ユーザーがスポットにつけた評価を独自でスコア化し、国内約20,000のスポットから合計スコアが高かったスポットを「人気観光スポット」としてランキング化している。

  • 「西日本ベスト20」

西日本では自然との融合が美しい歴史的名所が人気を集めた。

  • 1位「清水寺」(京都府)

1位に輝いたのは「清水寺」(京都府)。音羽山の中腹に建っている寺院で、1994年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されている。

清水寺は、観音様にお参りする場所としてあり、ご本尊は「十一面千手観音菩薩」。観音像は、11の表情と42の手から成り、その姿は大きな慈悲を表している。古くから、無病息災や立身出世、良縁などを願う人々から熱く信仰されてきた。

国宝と重要文化財を含む30以上もの碑が立ち並ぶ清水寺は、過去10回以上の大火災を乗り越え、何度も再建され、現在の姿は1633年に再建されたもの。開創されてから1200余年、大慈大悲を象徴する観音様を一目見ようと多くの来訪者が訪れる。

  • 2位「伏見稲荷大社」(京都府)

2位は京都府京都市の伏見区にある神社「伏見稲荷大社」(京都府)。神社の中でも最も身近な存在である「お稲荷さん」の総本宮でもある。

奈良時代に稲荷大神様がこの稲荷山にご鎮座されて以来、身近な神様として親しまれ、重要文化財にも指定されている本殿には、「商売繁昌、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達」の5柱の大御神様が祀られている。

本殿を抜けると「お稲荷さん」のシンボルでもある朱色の鳥居が見事に連なる千本鳥居に出ることが可能。魔除けや大御神様への豊穣の想いを朱色に込め、感謝の気持ちにより贈られた鳥居は、今では1万本にも及ぶ。

周辺には神社や仏閣があるほか、最寄り駅からの道沿いには和雑貨店や飲食店などが並んでいるため、散歩にもぴったりだという。

  • 3位「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪府)

3位は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪府))。大阪府大阪市此花区にあるテーマパークは、ワールドクラスのエンターテインメントを大集結させており、ハリウッド映画の世界観が繰り広げられている。

園内では数々のイベントが開催されており、アトラクションをはじめ、レストランやショップ、ホテルなどの施設が充実。宿泊可能なので心ゆくまでハリウッドの世界を堪能することができる。