俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『死刑にいたる病』(2022年5月公開)のティザービジュアルが23日、公開された。
櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。
二分割されたデザインの上部には、虚ろな表情を浮かべながら法廷に立つ連続殺人鬼・榛村の姿が。下部には、榛村の冤罪証明に挑む雅也が写っており、その背後には残酷さを象徴するかのように榛村に狙われた少年少女たちの写真が張り出された。