タレントの高田純次によるテレビ朝日系ロケ特番『じゅん散歩歳末DX 純次と良純! 絶景渋谷珍道中! 朝からザワつく失礼ぶっこき傑作選』が30日(8:00~9:30)に放送される。
『じゅん散歩』年末恒例の特番。今年は高田と何度も共演していて長い付き合いのある石原良純をゲストに迎え、近年劇的な変貌を遂げている渋谷を舞台に、2021年最後の散歩を楽しむ。渋谷は2人がそれぞれに縁のある思い出の地。昭和のおしゃべりおじさん2人がしゃべりまくり&はしゃぎまくりの散歩を繰り広げる。
渋谷川沿いの遊歩道「渋谷リバーストリート」からスタートした途端、「こんなでしたっけ!?」と驚く石原。かつて出演していた『西部警察 PART-III』の撮影が行われた場所だったとのことで、当時のエピソードが明かされる。渋谷パルコへ向かう途中の公園通りでは、高田が「劇団東京乾電池」所属時代に通っていた小劇場「渋谷ジァン・ジァン」の跡地が。演劇少年だった石原が東京乾電池の舞台を見に来ていたことを話すと、高田は「俺が一番いい芝居の時だ」とまんざらではない様子。高田から当時のエピソードを聞いた石原は大興奮する。
渋谷スクランブルスクエアにある展望施設では「怖いね」「ビビる!」と2人ともビクビク。慣れてくるとガラス張りの塀の角で映画『タイタニック』のシーンを再現することに。密を避けるために披露された「エアータイタニック」とは。
1年を振り返る総集編では、番組テーマ曲を手がける人気ミュージシャン・斉藤和義との横浜散歩をはじめ、要潤との“Wじゅん散歩”、井浦新とのアートを満喫した散歩、そして漫画の裏側を明かしてくれた人気漫画家・浦沢直樹との散歩など、ゲストたちが普段見せない意外な一面を披露した貴重な名シーンも放送される。
■高田純次 コメント
今回は大物の方が来てくれたんでね。知ってます? 石原さんのデビュー当時のキャッチフレーズ。「荒ぶる貴公子」ですよ。荒々しい貴公子ですから。“気功”をやる人じゃないですよ。そういう意味ではすごい緊張したんですけど。だいたい1年の最後にはいろんなゲストの方をお呼びしているんですけど、やっぱり1人で歩くより2人で歩く方がいろんな話も出てくるしね。ゲストの方がいいと話がはずむので、今回はベスト中のベストでしたよ。ま、でも基本はひとりがいいよね。
1年が過ぎるのも、あっという間だね。この1年間もなんとか歩いてこれたんでね、そういう意味ではよかったですよ。来年も同じような感じで歩くと思いますよ。僕も伸びしろが、あと20年か30年しかないから、1年1年を大切に噛みしめながらやっていかないとね。
■石原良純 コメント
僕は若い頃に、公園通りや渋谷ジャンジャン、パルコ劇場など、渋谷によく来ていたんだけど、僕の知っているその頃の渋谷は若者の街じゃなかったんだよね。渋谷のセンター街もおじさんたちが行く居酒屋さんばかりだったし。渋谷も変わりましたよね。驚きました。
今回、渋谷を散歩しながら高田さんとずっとおしゃべりしてたじゃないですか。2人でしゃべっていると、どこに行ってもいつもと同じ調子のノリになっちゃうから、街の良さが出せなくてマズかったかな? でも個人的には、“ジァン・ジァン”5人衆の話を聞けたから良かったですね。びっくりしましたよ。だって当時、僕見てたかもしれないんだから。ただ、東京乾電池は見ていたんですけど、どの人が純次さんだったかはわからないんだけど(笑)。