来年1月9日にスタートする大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00～ほか)のオンライン会見が17日に行われ、主演の小栗旬をはじめ、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、大泉洋が出席。大泉は、菅田演じる源義経について「異常に可愛い。下手したら若干ガッキーより可愛いんじゃないかって」と語った。

  • 左から菅田将暉、新垣結衣、小栗旬、大泉洋、小池栄子

三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。小栗が主人公・北条義時を演じ、新垣は八重、菅田は源義経、小池は北条政子、大泉は源頼朝を演じる。

小栗は、三谷氏が描く脚本の魅力を「ここのシーンで果たしてこういう部分は必要なんだろうかと思うようなところに面白い要素を入れてこられることが非常に多い。このシーンこれで終わらせてもいいはずなのに、もう1個笑いの要素を入れてくるんだというのはけっこうあります。演じている上では急な切り替えが難しいけど、人間らしいのかなという感じがするのが、三谷さんの大河の面白さなのかなと思います」と分析。大泉も「シリアスなシーンだけど若干ぶっ飛んでいますからね。そこが確かに三谷さんらしいですよね」と同調した。

菅田は、三谷氏が描く義経について「英雄になる前の姿というか、人間らしい部分というか、英雄たちのダメなところがいっぱい描かれているからすごくファンキーで楽しい」と楽しんでいる様子。小栗も「菅田くんが演じる義経は一緒にお芝居していてものすごく楽しい」と言い、「それって頼朝さんにも義経さんにも共通する部分なのかもしれないけど、2人とも底が見えないというか、一緒にいても何を考えているんだろうみたいなのが共通している。静の頼朝さんと動の義経さんみたいなのが一緒に共演していてすごく楽しい。ただただ僕はその2人に振り回されているだけなんですけど」と語った。

大泉は「義経さんは異常に可愛いね。菅田くんだから可愛いのか。頼朝はものすごく義経のことが可愛いんですよ。そう思うには十分すぎる可愛さが義経にはありました。下手したら若干ガッキーより可愛いんじゃないかって」と笑いを交えて菅田演じる義経の可愛さを熱弁。小池も「めっちゃ可愛いね」と同調した。

そして、菅田が「初日そう言っていただけたあと、大泉さんと2人になったときに『俺のほうが可愛いからな』って謎の……(笑)。別にそこで勝負してないし」とエピソードを暴露すると、小池は「ちっちゃい男だよ。でも嫉妬するくらい可愛らしいもんね、義経って楽しいし」とツッコんでいた。

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