――浅倉さんの中に、アギレラ様のような「小悪魔っぽい」要素は存在していますか。

私は持っていないです(笑)。もしもあれが「素のまま」ですよーと言ったら、かなり魔性の女になりますから。

――ギフ様の復活を願うアギレラ様ですが、浅倉さんはギフ様がどんな姿をしていて、どんな存在なのかを具体的なイメージでお持ちですか、それとも、まだ教えられていませんか。

教えられていません。私自身もギフ様って何なんだろうって思いながら演じています。おそらく今後、エピソードが続いていくうちに、ギフ様の姿が判明するんじゃないかでしょうか。

――オルテカ、フリオはバイスタンプで怪人に変身しましたが、アギレラ様もバイスタンプをお持ちだということは、アギレラ変身態もこれから出てくるのでしょうか?

さあ、どうなんでしょう。お楽しみに……とだけ言っておきましょう(笑)。

――もし変身するとしたら、浅倉さん的にはカッコいい怪人、かわいい怪人のどちらになりたいですか。

あっ、どちらも捨てがたいですね(笑)。両方の要素が欲しいなと思います!

――第10話では、さくら役の井本彩花さんとの激しいアクションシーンがありました。浅倉さんは体を動かすのはお得意なのでしょうか。

いえ、ほとんど運動とかしないタイプなので、アクションもまったくの未経験でした。

――井本さんの攻撃をかわす、しなやかな動きがすばらしかったです。第9、10話の坂本浩一監督はヒロインを魅力的に描き、迫力あるアクション演出で人気の高い方です。坂本監督の印象はいかがでしたか。

本当に穏やかで、優しい監督さんでした。今回のアクションについては事前に練習とかはなくて、撮影当日に教えていただいてすぐ実践する、というスタイルだったので「大丈夫かな」と心配していたんですけど、坂本監督が優しくコーチングしてくださったおかげで、安心してアクションができました。とてもありがたかったですね。

――怒りの形相で攻撃するさくらを、アギレラ様がニコニコしながらかわすという余裕を見せていました。井本さん、浅倉さん双方の息もピッタリで、名シーンに数えられますね。

うれしいです。アクションシーンでは私たちの「表情」の出し方もけっこう大事だったりするので、特に注意して演じていました。

――浅倉さんの余裕の表情や、俊敏な所作を観ると、初めてアクションをした方だとは思えなかったです。

ええっ、そうですか? それはもう映像のマジックだと思います(笑)。

――『仮面ライダーリバイス』の毎週のオンエアはご覧になっていますか。

リアタイで観られるときは、できるだけ家で観ています。放送が終わった後、SNSにみなさんの感想がたくさん寄せられて、それを読んだりすることもあります。

――毎回のテレビシリーズを撮影しながら、映画の撮影スケジュールも入ると、従来以上に大変かと思います。テレビと映画では、撮影の雰囲気が違ったりしますか?

テレビ本編に比べて、映画は携わってくださるスタッフさんが多くて、それだけ緊張感も強めでした。お話の内容も違うので、今はテレビ、今は映画……と気持ちを切り替えて臨んでいます。

――特撮作品特有の合成画面でのお芝居、何もないところに向かって演技をするなどの難しさはありましたか?

合成画面では、私の動きに合わせて関連するモノの動きが変わるので、演技をするタイミングをしっかりと合わせるのが難しいですね。「ここは、こう行ったらすぐ出てください」とか「こういう物体が迫ってくるから、ここまでしか動いちゃいけないよ」とか、完成した画面をある程度想像しながらお芝居するのが難しいところだと思います。

――映画では『仮面ライダーセイバー』の剣士たちも登場します。浅倉さんは『仮面ライダーセイバー』はご存じでしたか?

はい。オーディションを受けると決まった時点で参考のため『仮面ライダーセイバー』を観ていました。今回、まさか『仮面ライダーセイバー』のみなさんと共演できるとは思っていなかったので、詳細を知ったときはビックリしました。テレビで観ていた人たちだ~って(笑)。『仮面ライダーリバイス』チームと『仮面ライダーセイバー』チームのコラボは演じていても楽しかったですし、ファンの方たちにもきっと楽しんでいただけると思います。

――映画では、今から50年後の2071年の世界が描かれます。浅倉さんは2071年の未来には、どういう生活をされていると想像されますか?

50年後でしょう。どうしてるのかな……? 縁側で幸せな時間を過ごしている、かわいいおばあちゃんになりたいです(笑)。

――テレビシリーズの放送が始まって、早くも3ヶ月という時間が過ぎました。これまでの撮影の中で、特に忘れられないエピソードがあれば教えてください。

エピソードごとに、濃密な思い出となる出来事が積み重なっていく感じです。現在、いちばん印象が強いのは、第13、14話。デッドマンズのほうに動きがあって、アギレラにとって衝撃的な事実が判明しました。ここからアギレラがどうなっていくのか……にも注目していただきたいです。

――今後、テレビシリーズで浅倉さんが挑戦してみたいのは、どんなことでしょう。

今まではデッドマンズの3人で固まって動くことが多かったのですが、今後はいろんな他のキャラクター、出演者の方々ともっと絡んでみたいと思っています。

――ファンのみなさん的には、アギレラ様の活躍をもっと観たい!という思いでしょうね。

デッドマンズの3人でスピンオフ作品を作ってほしいですよね。戦いのない、普段の3人は何をしてるんだろう、買い物とかしているのかなって(笑)、そんな日常のデッドマンズを描くような作品を作っていただけるよう、今は日々の撮影を一生懸命頑張ります。みなさんの応援も励みになりますので、これからもよろしくお願いします!

――最後に『仮面ライダー50周年記念映画 仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』の見どころを浅倉さんから、お願いします。

『仮面ライダー』が始まった1971年、『仮面ライダーリバイス』の2021年、さらに50年後の2071年、3つの時代にまたがる壮大なストーリーに、目新しさがあると思います。私たちデッドマンズも頑張ってライダーたちと戦っていますので、ぜひたくさんの方たちに映画館へ来ていただき、デッドマンズを応援してください!

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