スタッフサービス・ホールディングスは11月29日、「仕事観」をテーマとした調査結果を発表した。調査は9月11日~13日、働く4世代「Z世代」「ミレニアル世代」「就職氷河期世代」「バブル期世代」の4,000名(各世代1,000名)を対象にインターネットで行われた。

  • 生まれ変わったらやってみたい憧れの職業

「生まれ変わったらやってみたい憧れの職業」を聞いたところ、それぞれ1位はZ世代(16~25歳)は「YouTuber」(21.9%)、ミレニアル世代(26~40歳)と就職氷河期世代(41~50歳)は「ITエンジニア/プログラマー」(ミレニアル世代15.8%、就職氷河期世代14.4%)、バブル期世代(51~60歳)は「公務員」(14.3%)という結果に。全世代のトップ5に「ITエンジニア/プログラマー」がランクインした。

  • 生まれ変わったらやってみたい憧れの仕事

    生まれ変わったらやってみたい憧れの職業(男女別)

世代×男女別にみると、Z世代は男女ともに「YouTuber」、ミレニアル世代男性は「株トレーダー」、就職氷河期世代の男性は「野球選手」、バブル期世代は男女ともに「医師」「公務員」が上位になるなど、世代間の特徴がより際立つ結果となった。

  • 転職するならどの業界

    転職するならどの業界

続いて、転職するならどの業界にするかを聞いたところ、Z世代は「IT」、ミレニアル世代は「医療」、就職氷河期世代・バブル期世代は「公務員」という結果に。

また、「もし、初めて就職した初日の自分に声をかけるとしたら、なんと言いますか?」と聞くと、Z世代は「辞めたいと思ったときが辞めどきだよ」、ミレニアル世代は「給与の6割は株につっこめ」、就職氷河期世代が「石の上にも30年」、バブル期世代は「がんばるな! 図々しくなれ!」など、働いてきた環境が異なることによるアドバイスや激励が反映された声が寄せられた。

  • ワークライフバランスの理想と現実

    ワークライフバランスの理想と現実

次に、 「人生で大切なもの」を教えてもらったところ、Z世代の50%以上が「お金」と回答。ミレニアル世代・バブル期世代は「家族」、就職氷河期世代は「健康」がトップとなり、若い世代ほど「お金」の比率が高く、年齢を重ねるにつれて「健康」に対する意識が高まっている傾向に。

また、ワークライフバランスの理想と現実を比率で表してもらったところ、全世代で「仕事3:プライベート7」が理想である一方で、現実は「仕事6:プライベート4」とギャップのある結果となった。