女優の福本莉子が27日、都内で行われた4年ぶりの写真集『Grace』の記者会見に出席。「Grace」というタイトルに込めた意味について福本は、「莉子の“莉”にはジャスミンという意味があって、ジャスミンの花言葉を調べたら“気品”“優雅”という意味で。それを英語にすると“Grace”。直感でいいなと思いました。清く正しく美しくありたいので、いいなと思ってそのタイトルにしました」とコメント。出来栄えは「100点!」と笑顔を見せたほか、25日に21歳の誕生日を迎えたばかりの福本が、今年の思い出や20代の抱負までを明かした。

  • 福本莉子

2016年に第8回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリを受賞。2020年公開の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』で知名度を高め、10月よりスタートしたドラマ『消えた初恋』のヒロイン、橋下美緒役での演技も注目されている福本。21歳の誕生日となる11月25日に、写真集「Grace」が発売となった。福本の20歳、最後の姿を写し出した写真集となる。

北海道で3日間、東京で1日かけて撮影を敢行。撮影に向けて「体のラインがきれいに見えるように、撮影の前は多めにピラティスに通った」と気合十分に臨んだという。撮影では「とにかくいろいろな食べ物を食べた。とにかくジンギスカンがおいしかった」とにっこり。湖に入った1枚もあるが、「7月でも北海道の湖は冷たくて。耐えながら撮影をして、飛行機のフライトがギリギリだったんですが、札幌ラーメンを食べて温まって帰りました」と語っていた。

テーマは「彼との初めての旅行」とのこと。「部屋でちょっとはしゃいでいる姿や恋人とデートしているような距離感で撮影させていただいた」そうで、「いろいろな私の一面をたくさん見られる写真集。映像などでは見られないような表情がたくさん詰まっています」とアピール。この日はサイン本のお渡し会もあり、「ファンのみなさんと会う機会は今回が初めて。かわいくしておかなきゃと思って、昨日は小顔矯正やサウナにも行って気合を入れてきました!」とファンとの対面を楽しみにしていた。

今年を振り返ると、福本は「映画の撮影もあり、今やっているドラマ『消えた初恋』もあったり、たくさんの反響をいただいた。インスタグラムのフォロワーもそうですが、今まで以上に見てくれているんだという実感が一番ある年でした」と充実の1年になった様子。「車の免許も取った。資格を取れたので、ちょっと大人に近づいた気分になりました」と明かし、「一日一日を大切に、いろいろな役に挑戦して、こういう一面もあるんだと毎回驚かせられるように精一杯頑張っていきたいと思います!」と今後の目標を語っていた。