東京都交通局は26日、都営新宿線において新造車両を8編成導入すると発表した。これにより、2022年度末までに都営新宿線の車両(全28編成)の10両編成化が完了する予定となった。

  • 都営新宿線に導入される新造車両の外観

  • 新造車両の車内

  • 防犯カメラ

都営新宿線では、より快適に利用してもらえることをめざし、2010年度から10両編成の車両を順次導入してきた。新造車両は8両編成から10両編成へ長編成化することで輸送力を増強するほか、全車両に防犯カメラを設置。低い吊り手と荷棚の採用、全車両へのフリースペースの設置、車両ドアが開いていることをチャイムにより知らせる「ドア開案内装置」の設置、抗ウイルスコーティングの施工といった特徴を有する。

今回導入する新造車両8編成のうち、最初の編成は11月28日から運行開始。その後も新造車両を順次導入し、都営新宿線は2022年度末までにすべての車両が10両編成になる。