ふわふわだったりモフモフしていたり、ぬいぐるみの手触りは気持ちの良いもの。でも「氷漬けのマンモス」がぬいぐるみになったら……?

商品企画を専門に行う「企画デザイン2時」さん(@niji_2oclock)が投稿した作品が話題になっています。

マンモスの氷漬けクッションをつくりました。

氷漬けにされてもなお外に出ることを諦めていない、この力強い目をみてください。(@niji_2oclock)

  • (@niji_2oclockより引用)

触ったらひんやりしていそうな氷の中に納まったマンモス。「氷漬けにされても外に出ることを諦めていない」とのことですが……

  • (@niji_2oclockより引用)

実はこのクリアカバーでできた氷、チャックを開けてマンモスを解放することができるのです。

  • (@niji_2oclockより引用)

出てきたのはフカフカのマンモス。つぶらな瞳がたまらなく可愛らしいですよね。

  • (@niji_2oclockより引用)

このぬいぐるみの投稿に、1万件のリツイート、5.7万件のいいねが寄せられています(11月18日現在)。「この力強い目! ってどれどれ…と思って見たら、あまりにもつぶらな瞳で一瞬で恋に落ちた気持ちwwwww」「氷漬け感が凄い!」「素敵なデザインーっ! 氷ケース良いですね」と絶賛の声も多数。「欲しい!」という声もありますが、今回はあくまで試しに作ってみたぬいぐるみとのことです。

またクリアカバーについては、「汚れなそうで画期的。」「ユーモアもありダニ、ほこり対策も兼ねていて最高」と実用的な感想をつぶやく方も。飾っていてもほこりが付きづらそうですよね。

この投稿について、制作者の企画デザイン2時さんにお話を伺いました。

制作者に聞いてみた。

――「企画デザイン2時」さんは、これまでも「クッキーのクッキー型」など、ユーモアあふれる商品を作られています。今回の「氷漬けマンモスのクッション」も、見たことのない発想でしたが、作ろうと思ったきっかけは?

仕事柄新しい表現を色々試したくて、「クリアカバーの中にクッションを入れる」という構造を試すために考えた商品サンプルです。何をいれるのが一番自然で面白いかな〜と考えたときに、氷漬けのマンモスだったら違和感なく再現できるなと思いました。

――クリアカバーを氷に見立てていますが、他の素材も候補にあがったのでしょうか?

はじめから、氷部分はこの半透明塩ビ素材がいい! と決まっていました。不透明なことでクリアよりも氷感がでますし、塩ビは丈夫な素材なのでぴったりかなと。ツルツルした素材からもふもふしたマンモスがでてくる、というのもかわいいポイントかなと思っています。


ユニークなアイデアを投稿して、度々Twitterで話題になる「企画デザイン2時」さんですが、この夏投稿した"判決を取ってくる"犬用おもちゃ「勝訴マスコット」が商品化されたそう。「勝訴」と書かれたおもちゃを持って駆け寄る様子、見ているだけで楽しい気分になります。こちらは12月2日23時まで通販サイト「プレミアムバンダイ」で予約販売をしているとのことです。

これからもユニークな商品を続々企画する「企画デザイン2時」さん、次はどんなアイデアが出てくるのか楽しみですね。