MFSは11月17日、「住宅ローン選びの後悔」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2021年11月8日~9日、調査対象は現在家庭で住宅ローン返済中の30歳~59歳の個人、有効回答は484人。

住宅ローン選び、44.0%が「後悔していることがある」

  • 住宅ローン選びで後悔していることは何ですか?

住宅ローン選びで後悔していることはあるか尋ねると、約2.5人に1人の44.0%が「ある」と回答。一方、「特にない」は56.0%だった。年代別にみると、40代が46.9%と最も高く、次いで30代が44.7%、50代が40.4%となった。

後悔の原因になっていることは、1位「もっと金利の低い金融機関を選べば良かった」(42.7%)、2位「違う金利タイプを選べば良かった」(29.1%)、3位「不動産会社に言われるがままに選んでしまった」(22.5%)との順に。同調査では、「金融機関の比較検討が不十分なことや、変動金利にするか固定金利にするかなどの返済プランの立て方に納得感がないことがうかがえる」と分析している。

住宅ローンを借りる金融機関については、「不動産会社紹介先の金融機関を選んだ」が62.0%を占め、「自分で選んだ」は38.0%にとどまった。ただし、不動産会社紹介先の金融機関を選んだ人の45.7%が「後悔している」と答えており、自分で選んだ人(後悔割合41.3%)より多いことがわかった。

住宅ローンは借り入れた後でも、別の金融機関へ乗り換え(借り換え)ができることを知らない人の割合は、30代が40.4%で最多。次いで40代が32.7%、50代が18.0%と続いた。

出典: モゲチェック調べ