俳優の鈴木伸之が、来年1月13日スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ケイ×ヤク―あぶない相棒―』(毎週木曜23:59~)に主演することが18日、明らかになった。犬飼貴丈とバディを組む。

犬飼貴丈(左)と鈴木伸之=読売テレビ提供

このドラマは『Palcy』(講談社)で連載中の同名漫画が原作。“堅物な公安捜査官”と“ミステリアスなヤクザ”による禁断のバディが繰り広げる物語だ。2人は協力し合う関係を周囲から隠すために偽りの“恋人契約”を結んで動き出す。職業も性格も正反対な 男たちが、闇に葬られた事件を秘密捜査で追ううちに、次第に巨大な陰謀へと巻き込まれていく。

鈴木が演じるのは、カタブツな公安捜査官・国下一狼。容姿端麗、運動神経抜群のハイスペック男子でありながら、バカが付くほど真面目で恋愛経験もゼロという役どころとなる。

一方の犬飼が演じるのは、ミステリアスなヤクザの若頭・英獅郎。死に対する恐怖心がなく、破れかぶれに、刹那的に生きているという役柄だ。

コメントは、以下の通り。

■鈴木伸之
――今回の作品と自身の役どころの印象について。
国下一狼を演じさせてもらいます、鈴木伸之です。この作品は、とある過去の事件の真相を探るべく、警察とヤクザという2人の異色のコンビが解決へと 辿る物語になっています。とても堅物で実直な警察官役ということで、また新たな一面を皆様にお見せできるよう、僕自身も作品に対して実直に向き合っていきたいと思います。
この作品が多くの方々に愛されるものになるよう、これから作品に関わる全ての方々と連携を取りながらやっていきたいと思いますので、どうか皆さま、『ケイ×ヤク-あぶない相棒-』をよろしくお願いします。

――本作品への意気込みと視聴者へのメッセージ。
これから作品に入るのですが、とても僕自身ワクワクしています。
この作品が僕自身のターニングポイントにできるような、そんな気持ちで役と向き合い、役を通して様々な事に挑戦し、新しい一面をお見せできるよう取り組んでいきます。放送をぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
皆さまの生活の中で、この作品が一週間のうちの楽しみの1つになっていただければと思います。最後まで皆さま宜しくお願いします。

■犬飼貴丈

――今回の作品と自身の役どころの印象について。
はじめは要素詰め込み過ぎてないかなと、恐縮ですが心配していて、原作を読ませて頂いた時にその心配が綺麗さっぱり消えてなくなるほど好きになっていたので、かなり前のめりな気持ちで撮影に臨めると思います。

――本作品への意気込みと視聴者へのメッセージ。
英獅郎役を演じさせて頂きます、犬飼貴丈です。
すごく魅力的なキャラクターな分、じっくりと丁寧に演じさせて頂ければと思います。ピリピリハラハラドキドキをお届けできる様に精一杯頑張りますので、是非ご覧ください。

■波多野貴文監督
主演の鈴木伸之さんと犬飼貴丈さんとは初めてですが、お二人のセンスや価値観と原作の化学反応がどう作品に表現されていくのか、今から楽しみです。
僕らは日々、与えられた枠組みや環境、常識とされるモノの中で生活しています。今回の主人公達も、自分では選べない環境に落とされ、自分なりの選択をして日々傷つきながらも歩みを進めています。その選択は世の中の常識から考えると、正解では無いかもしれない。
それでも彼らは愛する人の為に歩みを止めません。
そんな彼らを見届けて下されば有難いです。

■原作・薫原好江氏
ドラマ化が決まったことを、今もどこか信じられずにいます。
『ケイ×ヤク』は色々と思い入れのある作品で、このような機会をいただけたことを本当にありがたく思っています。素晴らしいスタッフとキャストの皆さんによってどんな『ケイ×ヤク』にしていただけるのか、一視聴者としても楽しみにしています。
時節柄、無事にクランクアップを迎えられますよう祈っています。

■小島祥子プロデューサー
シリアスで読みごたえのあるサスペンス展開の中に織り込まれた、家族の温もりを知らず生きてきた男たちの絆の物語。原作コミックスを拝読して、その美しさ・尊さに心を鷲掴まれました。その魅力的な世界を、よりリアルに迫力をもってお届けできるよう、波多野貴文監督をはじめとした素晴らしいスタッフとともに奮闘中です。事件の展開や登場人物を少し変更させて頂いておりますので、連載中の原作もドラマも、両方とも先の展開を楽しみにしながらご覧いただけるはずです!公安捜査官・ 一狼を演じる鈴木伸之さん、獅郎を演じる犬飼貴丈さんは、解禁ビジュアルの撮影から既に息の合った バディ感を見せて下さりました。ともにまだ誰も見たことのない新たな魅力をお届けできると確信しており、私自身期待が膨らんでいます!
木曜深夜に、日常を忘れ没頭できるひとときをお届けします!どうぞお楽しみに!

  • (C)薫原好江/講談社