リクルートは10月28日、「東京駅から電車で30分以内の家賃相場が安い駅ランキング」を発表した。
調査は5月~7月、『SUUMO』に掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む月額賃料から中央値を算出(3万円~18万円で設定)し、「駅探」サービスで朝7時30分~9時の検索結果から所要時間を算出(2021年5月31日時点)。所要時間は、該当時間帯で一番速いものを表示(乗換時間を含む)している。
東京駅まで電車で30分以内「家賃相場が安い駅ランキング」の結果、千葉県の「南船橋駅」が1位に輝いた。
京葉線の快速停車駅で、東京駅まで乗り換えなく利用できる同駅は、「ららぽーとTOKYO-BAY」や「IKEA」日本1号店など、商業施設が充実しており買い物利便性も高い街に。また、国際スケート連盟基準を満たしたアイススケートリンク「三井不動産アイスパーク船橋」のオープンに加え、Bリーグの「千葉ジェッツふなばし」のホームアリーナ建設が検討されるなど、スポーツをフックにした魅力的な街づくりが進められている。
続く2位には、埼玉県から「戸田公園駅」と「蕨駅」が同率ランクイン。「戸田公園駅」は、東京駅以外へも大きな繁華街へのアクセスが良く、ファミリー層が多い閑静な住宅地。一方「蕨駅」は、日本で一番小さい市という特性を活かした「コンパクトシティ」の体現を掲げており、“効率的”な生活を送ることができる街だという。
以下、4位「東船橋駅」(千葉県)、5位「松戸駅」(千葉県)、6位「一之江駅」(東京都)、「津田沼駅」(千葉県)、8位「梅島駅」(東京都)、9位「足立小台駅」(東京都)、10位「下総中山駅」(千葉県)、「五反野駅」(東京都)、「新浦安駅」(千葉県)、「端江駅」(東京都)、「舞浜駅」(千葉県)、「西新井駅」(東京都)と続いた。
今回のランキングでは、都内、千葉、埼玉と各方面がまんべんなくランクインしているが、千葉県方面の駅がやや優勢と言える結果となった。