お笑いコンビ・次長課長の河本準一、フルーツポンチの村上健志と亘健太郎、お笑いコンビ・おかずクラブのオカリナとゆいP、オズワルドの畠中悠と伊藤俊介らが6日、都内で行われた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト『教×興×響「きょう」から始めるSDGs祭』」に出席した。

  • 東大生(中央)と「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト『教×興×響「きょう」から始めるSDGs祭』」を行った吉本興業所属のお笑いタレントたち

東京大学と吉本興業は、東京大学の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」をスタート。同プロジェクトでは、2025年大阪・関西万博、その先のSDGs目標達成年次の2030年を見据えながら、学術とエンターテインメントの積極的な対話、協働を推進し、持続可能な新しい価値の創出と未来への提言を目指していく。

この日行われたイベントは、持続可能な開発目標(SDGs)を知り、自分でも取り組むことを考えるきっかけとなるPR企画を東大生と共に考案したもの。イベントは3つのブロックで行われ、「興」ブロックにフルーツポンチ、おかずクラブ、オズワルド、おばたのお兄さんがSDGsにまつわるネタを披露したほか、「教」ブロックでは東大生の頭脳からSDGsを学ぶクイズ企画が実施された。

イベントのMCを吉岡久美子と務めた河本準一は「東大生とのコラボ自体どうなるのかと思いましたが、色んな企画を丁寧に考えてくださいました。芸人さんもネタを披露できたし、いろんな分野でSDGsを学べたので良いイベントだと思います」とイベントの感想を。この日のイベントで初めて東大生と対面したという畠中悠は「僕が生まれ育った街では位が上すぎて東大生と目を合わせちゃいけないと言われました。でも皆さん優しくて良かったです」と好印象だったようで、ゆいPは「東大生は得体の知れない生き物のイメージでしたが、結構私たちのネタで笑ってくれて同じ血の通った人間なんだなと思いました。でもオカリナのことをちょいちょいエロい目で見えたので二度と見ないでください!」と笑いを誘った。

ステージ上ではSDGsにまつわるお笑いのネタを披露したオズワルド。畠中が「ネタを作る時にSDGsの知識がないと作れなかったので調べてこういう考え方なんだと勉強になりました。今日出られて良かったですし、すべてやり尽くしました」と満足そうだったが、相方の伊藤は「SDGsじゃない部分の普通のボケのところで完全にセリフを間違えました。それだけは恥ずかしかったですね」と反省の弁も。そんな彼らは今年の「第42回ABCお笑いグランプリ」で優勝を果たし、年末の「M-1グランプリ」でダブルタイトルを目指す。現在は準々決勝に駒を進めているが、報道陣から「SDGsのネタは?」という問いに伊藤が「M-1舐めるなよ! するわけねーだろ」と否定していた。