JALとジャルパック、JR九州の3社は、旅行需要の回復に向けた連携企画として、旅行商品「特別編成車両で阿蘇を走る 阿蘇・熊本・博多2日間」を11月4日に発売した。

  • ディーゼル機関車と客車による特別編成列車イメージ

同ツアーは12月14日出発の1泊2日商品。発着地は羽田空港で、往路は熊本空港まで、復路は福岡空港から航空機を利用する。1日目は「SL人吉」の50系客車をディーゼル機関車が牽引し、宮地駅から熊本駅まで運行。昨年、4年ぶりに復旧した豊肥本線を走る客車の旅を体験できる。1日目の夕食時には、ツアー参加者限定の特別イベントを開催。質問コーナーや鉄道にまつわる楽しいコンテンツを用意するという。

2日目は熊本総合車両所と博多駅を訪ね、普段は立ち入れないエリアの見学など、この日だけの特別メニューを体験する。2日目の熊本~博多間は、昨年10月にデビューした「36ぷらす3」を貸切運転。その他、熊本地震で被害を受け、復旧工事中の熊本城や阿蘇神社も訪ねる。

  • D&S列車「36ぷらす3」

旅行代金は8万9,800円(3名1室利用時)~9万8,800円(1名1室利用時)。参加者1人あたり500円を熊本城災害復旧支援金として熊本市へ寄付する。募集人数は40名、最少催行人数30名。JAL国内ツアー「JALxJR九州コラボ特別企画 特別編成車両で阿蘇を走る 阿蘇・熊本・博多 2・3日間」専用ページで申込みを受け付ける。