ロバート・ウォルターズ・ジャパンは11月4日、「在宅勤務での生産性」に関する調査結果を発表した。調査は10月8~18日、同社に登録する日本在住の会社員245人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「普段のオフィス勤務に比べて自らの生産性に変化があるか」と尋ねると、「生産性が上がった」(50%)、「生産性が落ちた」(16%)、「変化なし」(34%)だった。2020年の同調査と比べると、「生産性が上がった」と答えた回答者が大きく増えている。

  • 在宅勤務になって生産性に変化を感じましたか?

そして、「生産性アップの要因」を聞くと、「時間が柔軟に使える」(64%)、「オフィスよりも仕事に集中しやすい」(55%)、「リラックスして仕事ができる」(34%)、「通常よりミーティングが少ない」(13%)、「在宅勤務中にスキルアップを図り、成果が出た」(8%)、「その他」(5%)という結果だった。

  • 生産性アップの要因は?

さらに、「生産性低下の要因」と聞いたところ、「同僚・取引先とのコミュニケ―ションが取りづらい」(57%)、「集中力の維持が難しい」(35%)、「会社のシステム整備が不十分」「仕事のための仕事が増えた(進捗状況の確認や資料の再送等)」(22%)、「オフィスでないとできない作業が多い」(19%)、「仕事に十分なワークスペースが確保できない」(16%)、「その他」(8%)となっている。

  • 生産性低下の要因は?