"男のコンプレックス解決"をコンセプトに、全国のメンズ脱毛サロン検索ができる「メンズタイムズ」は、「男性の結婚に対する意識」について10月26日~11月2日の期間、全国18~49歳の独身男性3,000人を対象にアンケート調査を実施。その結果を11月4日に発表した。

まずは「結婚相手に関して、どのような条件を重視しますか?」と質問した。

1位:【明るさ】精神状態が安定していてポジティブであること
2位:【気遣い】母性を感じられるような寛容さがあること
3位:【家族観】将来的に求める家庭像が一致していること
4位:【健康志向】食事(料理)や睡眠時間など人間としての生活観
5位:【容姿】女性として好きなタイプの顔立ちや体型であること
6位:【仕事観】共働きも増える中、お互いの仕事を尊敬できること
7位:その他

という結果に。寛容さや居心地の良さなど家庭における安らぎや、ポジティブさなどの精神面が重視される傾向が見られたという。

  • 結婚後にどこ住みたい?

  • 年代別に見る結婚後住まいの意向度

次に結婚後に住みたい場所を尋ねた。

1位:【郊外】中心街からは離れるが住みやすい場所(567人:47.7%)
2位:【都心】商業施設やオフィスも多くて便利な中心街(225人:18.9%)
3位:【実家近く】夫婦どちらかの実家(176人:14.8%)
4位:【地方】テレワークも進み悠々自適に暮らせる場所(121人:10.2%)
5位: その他(66人:5.6%)
6位:【海外】コロナ情勢を鑑みながら移住(35人:2.9%)

どの年代で見ても多いのが「郊外」。コロナ流行の影響で在宅ワークが増えたことも要因のひとつかもしれないという。また、「実家近く」を選んだ割合は20代後半から30代後半までが多く見られた。子育て世代でもあることから、共働きと子育ての両立のために両親の力を借りることを想定していることが予想されるとのこと。

  • 結婚願望は?

  • 年代別に見る結婚意向度

  • 彼女の有無別に見る結婚意向度

続いて、現在の結婚意向度についても調査。

1位:今は特に考えていない(1625人:54.2%)
2位:2~3年以内にはしたい(476人:15.9%)
3位:すぐにでもしたい(357人:11.9%)
4位:いい人がいれば2~3年以内にはしたい(298人:9.9%)
5位:いい人がいればすぐにでもしたい(244人)

20台後半までは年代が上がっていくほど結婚願望がある人の割合が増え、20代後半をピークに30代以降は減少傾向に。30代後半からは結婚願望ありの方が、なしの割合よりも少ないことから、結婚願望が強くなく、敢えて独身という選択をしている男性もいる可能性が考えられるそう。

彼女がいる(一応いるも含む)男性では結婚願望ありの割合が多く、彼女がいない独身男性は結婚願望なしの割合が多いという結果に。付き合っている女性の有無が結婚への意識に関与していることがわかる。

  • コロナ禍前後で結婚に対する意識の変化がありましたか? その理由について最もあてはまるものを選択してください

さらに、コロナ禍前後で結婚に対する意識の変化とその理由について尋ねた。※対象:結婚意向度で結婚願望がある(選択肢1-4を選択した)独身男性(1190人)=結婚願望あり

1位:変化はなかった(511人:42.9%)
2位:【結婚に前向き】
パートナーと過ごす時間の重要性を再認識して結婚したくなった(205人:17.2%)
3位:【結婚に前向き】
外出自粛・テレワークによる寂しさや孤独感など精神的不安で結婚したくなった(170人:14.3%)
4位:【結婚に前向き】
気付けばコロナ禍で年齢が重なり、そろそろ結婚したいと思うようになった(186人:15.6%)
5位:【結婚に後ろ向き】
収入や環境の変化による経済的不安で結婚したくなくなった(40人:3.4%)
6位:【結婚に後ろ向き】
独り身の生活に対する慣れや快適性に拍車がかかり結婚したくなくなった(30人:2.5%)
7位:【結婚に後ろ向き】
パートナーと過ごす時間の増加による不和顕在化で結婚したくなくなった(26人:2.2%)
8位:その他(22人:1.9%)

コロナ流行の影響で、約半数の独身男性が結婚に前向きになっている。その理由には、外出自粛による寂しさやパートナーと過ごし時間の重要性、結婚適齢期であるなどが挙げられるという。