お笑いコンビ・ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)が10月31日、神奈川・横浜アリーナで行われた「ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』」に出演した。

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今年1月に開催を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で中止になったイベントがついに開催。ナインティナインの2人が揃い立つ番組初のアリーナイベントに大勢のリスナーが集結した。

オープニングでナインティナインの歴史を振り返る映像が流れた後、2人が登場。センターステージで、固い握手をしながら「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」と開幕を宣言した。そして、「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」を2人で歌唱。矢部は「超気持ちいい!」と大満足の様子で、単独で開催していた歌謡祭で毎年歌っていた岡村は「私は6回目のPOISONですから」と話した。

イベントには、豪華ゲストが多数出演。番組で「DO-DO FOR ME」がたびたびオンエアされている知念里奈、矢部の鼻を生実況して話題を呼んだ徳光和夫、呼称について番組で論争が巻き起こった“ヒデちゃん”こと中山秀征、番組のエンディングテーマを歌っているネクライトーキー、矢部のソロデビュー曲「スタンドバイミー」を手がけた石崎ひゅーい、番組スポンサーである高須クリニックの高須克弥院長、岡村が単独で開催していた歌謡祭にも歌姫として参加していたMay J.、さらに、サプライズゲストとして田原俊彦、メッセンジャーの黒田有も出演した。

矢部は、10月29日に配信リリースされたソロデビュー曲「スタンドバイミー」を初歌唱。「(観客が)リスナーというのが味方だし安心しましたし、一斉に青のライトが揺れていましたので、腹くくって一生懸命、丁寧に歌おうと思いました」と語り、石崎が「最高でした。ありがとうございました。矢部さんみたいに人間味あふれる歌を歌える歌手はいない」と絶賛すると、「イジッてるでしょ!」とツッコんでいた。また、「スタンドバイミー」のCD化が決定し、12月22日に発売されることも発表された。

岡村のソロコーナーでは、ハーレーに乗って登場。奥田民生や福山雅治のカバーに加え、Adoの楽曲「うっせぇわ」の替え歌「ちっせぇわ」を披露し、会場を沸かせた。

「結婚したらリスナーの前で神輿に乗りたい」と番組で語っていた岡村の願いを叶えるスペシャル企画も実施。矢部の先導のもと、普段からナインティナインを支えているスタッフ陣が神輿を担いで会場を一周し、岡村はリスナーに向けて笑顔を振りまいた。

夢を叶えた岡村は、ステージ上で手紙を朗読。リスナーには「この手紙をもって僕の新婚さんとしての最後の言葉とする。僕の(妻に対する)ワイフという呼び方についてイジるのをやめるようお願いしたい」、矢部に向けては「これからのナインティナインの飛躍は矢部氏のアーティスト活動にかかっている。グラミー賞の大舞台に挑んでもらいたい」などメッセージを送り、笑いを誘っていた。

なお、同イベントはライブ配信も実施。11月7日23時59分まで見逃し配信も行われる。

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