Googleは10月20日(米国時間)、「Google Workspace Updates: Set aside time for focus in Google Calendar」において、Googleカレンダーに「Focus time」という項目を追加すると発表した。似たような機能としては「外出中」があるが、「Focus time」はこれとは異なり、自分の作業に集中していることを他のユーザーに示すほか、オンラインミーティングへの誘いを自動的に断ることができる機能を備えている。

  • Google Workspace Updates: Set aside time for focus in Google Calendar

    Google Workspace Updates: Set aside time for focus in Google Calendar

テレワークの普及に伴い、ユーザーが会議に振り回されずに作業に集中する時間をどのように確保するかということが課題になっている。通知を切る時間を設定する機能はスマートフォンやPCにおいて既に実装されており、今後さらに普及が進むものと見られる。今回、Googleカレンダーに実装された「Focus time」もこうした動向と一致している。

この機能が提供されるのはGoogle Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard, Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Teaching & Learning Upgrade、Education Standard、Education Plusおよび非営利団体のユーザー。ラピッドリリースドメインに対しては2021年10月20日から機能の配信が行われ、スケジュールリリースドメインに対しては2021年11月3日から順次リリースが行われる予定。