「老後2000万円問題」が話題となってからというもの、どうやって老後の資金を確保しようかと苦慮している人も多いと思います。
そこで今回は、31歳にして総資産額1,000万円を達成したあっちゃんさん(@achan_kurashi)ご夫婦の資産形成術を紹介します。
1歳のお子さんと家族3人。「先取り貯金」を中心に頑張った結果、現金690万円のほか、投資で100万円、保険で240万円貯めたというあっちゃんさんご夫婦、本当に凄いですね。
寿退職して無職になったことを機に貯金を始めたそうですが、まずやったことは「家計状況を知る」こと。そのほか、「固定費の見直し」「夫の給料で生活する」「懸賞やポイ活を楽しむ」などを実践したそうです。
そんなあっちゃんさんに、貯金のコツについてなど、さらに詳しく教えてもらいました。
――1,000万円を貯めるために行った「固定費の見直し」や「懸賞やポイ活」ではどのようなことを実践されていますか?
あっちゃんさん:格安スマホに乗り換え、スマホプランや保険の定期的な見直し、支払いは全てクレカorバーコード決済に変更。PayPayと楽天Payをうまく使っています。懸賞は手軽にできるTwitterで空き時間にフォロー&リツイート、購入品が懸賞の対象なら応募しています。
―― 節約の中でも特に効果的だったと思われるものは何ですか? その方法を教えていただけると大変うれしいです!
あっちゃんさん:最も効果が高かったのは、固定費の見直しです。格安スマホへの乗り換えも保険の見直しも「手続きが面倒だな」と思ってしまいますが、一度やるだけで大きな削減になります! また節約とは少し違いますが、先取り貯金もおすすめです。1万円でも5千円でもいいので、無理のない範囲で先取りし、残ったお金でやりくり。初めからなかったものとして扱うとほったらかしで貯まっていくので楽ちんです。
―― これから貯金をふやしたい、節約を始めたいという方がまず初めにやったほうがいいことは何だと思いますか?
あっちゃんさん:まず、家計を見える化してお金の流れを把握することが大事だと思います。収入はいくらか、何にいくら使っているか、1、2カ月家計簿をつけて、出て行くお金を徹底的にチェックしてみると、「スマホ代が高い」「コンビニ行き過ぎ」「趣味にお金使い過ぎ」などなど、人それぞれ見直すところが見えてきます。無駄遣いや家計を圧迫しているものを知ることで、自分に合った節約方法や家計の見直しがわかるのでぜひやってみて欲しいです!
―― これから貯金のために力を入れていきたいことなど、展望について教えてください!
あっちゃんさん:来春から住宅ローンの返済が始まるので、今まで通りには貯金ができなくなります。額は減っても先取り貯金はこれまで通り続け、NISAやiDeCoを利用してお金を増やすことにも積極的に取り組んでいきたいと思います!
あっちゃんさんの貯蓄生活におけるモットーは「無理せずゆるっと」。それぞれの家庭にあった方法で、無理なく無駄なく貯蓄に取り組めるといいですね。みなさんも、まずは「家計状況を知る」ことから始めてみてはいかがでしょうか?