女優の山田杏奈と、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルが、あす22日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • ナダル(左)と山田杏奈=フジテレビ提供

山田は今回、スタジオでの密を避けたいという所属事務所の要望で、別室からリモートで番組に参加することに。自分の席の横に設置されたモニターに映し出される山田の姿に、違和感を抱くナダル。そんな中、山田はナダルの大ファンであることを告白。とりわけ「イっちゃってる!」というギャグが大好きだという。

すると早速、ナダルはうれしそうに「イっちゃってる!」を実演してみせるのだが、別室との回線に不具合が生じたらしく、山田は一切ノーリアクション。ナダルは早くも不吉な予感にさいなまれ始める。

特集のテーマは、「経済回復の切り札!? ワクチンパスポートを徹底解説!」。新型コロナウイルスのワクチン接種が急速に進み、10月に入り、2回目の接種を終えた国民は6割以上に。それに伴い、政府は年内にも、オンラインで接種済みを公的に証明するパスポートを発行する方針で、感染拡大の抑制、行動制限の緩和、そして飲食・観光・イベントなど社会経済活動の正常化が期待されている。そうした状況を受けて、今回は解説員の経済評論家・岸博幸が、ワクチンパスポートについて徹底解説。果たしてワクチンパスポートは日本経済回復の切り札となるのか、考察していく。

スタジオでは、「ワクチンパスポートの現状と経済効果の期待」「世界のワクチンパスポート事情」といった基礎知識について、岸や吉川美代子が詳しく説明。そしてその解説を踏まえ、山田が若者の立場から気になることを率直に質問するという展開に。しかし、質問内容をまとめたフリップがスタジオに置いてあるため、別室にいる山田はうまく話を進めることができない。

そこでナダルがフリップを出す役を任されるが、2人の息は全く合わず、ますます収拾がつかなくなってしまう。そんな様子を見かねたMCのアリタ哲平(有田哲平)は、2人の場所を交代しようと提案。かくして、山田がスタジオに入り、代わりにナダルが別室に移動して、収録が再開するのだが…それをきっかけに、ナダルは地獄の責め苦を味わうことに。

収録を終えた山田のコメントは、以下の通り。

――山田さんは、以前から『全力!脱力タイムズ』のファンだそうですね。

はい、いつも楽しく拝見しています!だから今回出演が決まったときも、すごくうれしくて、楽しみで仕方なかったんですけど…、台本が届いた途端、「どうしよう!」って(笑)。あまりのセリフ量の多さに、不安になってしまって。それからはずっと台本を読み込んでいました。

――初めての収録はいかがでしたか?

めちゃめちゃ頭を使いました(笑)。本番中、想定とは違う流れになったときに、うまく対処することができなくて。ただ台本を覚えるだけじゃダメなんだっていうことを痛感しましたね。すごく勉強になりましたし、とても楽しかったです。

――今回は“リモート出演”だったので、よけいに難しかったのでは?

確かに、それはあるかもしれません。それと今回、“事務所の要望”でリモート出演しているわけですけど(笑)、視聴者の方々に、ひどい事務所だと思われちゃうんじゃないかなっていう心配もあります(笑)

――ナダルさんの印象は?

本番では、ずっと私にダメ出ししてくださっていたので(笑)、正直ちょっと緊張してしまったんですけど、収録が終わってごあいさつしたら、すごく優しく応えてくださって。本当はステキな方なんだなと思いました(笑)

――では、今回の『全力!脱力タイムズ』の見どころを教えてください。

こういう言い方は失礼かもしれませんが、ナダルさんがさんざんな目に遭っているところは、やっぱりものすごく面白いので(笑)、ぜひ見ていただきたいです。最後の方は、本当に疲れた顔をされていて、ちょっとかわいそうになっちゃいましたけど(笑)

――山田さんご自身の注目ポイントは?

今回、映画の告知をさせていただいているんですが、それがリモートならではのちょっと変わった告知方法になっているんです(笑)。なかなかレアな映像だと思うので、ぜひご覧いただけたらと思います。

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