テレビ東京の新番組『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(10月24日スタート 毎週日曜21:00〜)のWeb取材会が行われ、MCの木梨憲武、池谷実悠アナウンサー(テレビ東京)が登場した。

  • 左から池谷実悠アナウンサー、木梨憲武

    左から池谷実悠アナウンサー、木梨憲武

同番組は同局の伝説のオーディション番組『ASAYAN』の系譜を受け継ぎ、”Z世代”に夢と希望を与え、そして未来のスターを発掘していくオーディションドキュメンタリー番組で、LDH JAPANのオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」、「弾き語りZオーディション」、「人生で一度くらいドラマの主役をやってみたい人オーディション」の3つを放送していく。

木梨はMCを務めることについて「EXILE HIROさんからご指名を受けまして、『私で良ければ』と。沢山のオーディション番組もけっこう見ているので、そういう番組をまたスタートすると聞いて楽しみで、これから来る子たちを間近で見守れる、横で見れる喜びがいっぱいでした」と振り返る。

自身のオーディションの思い出については「とんねるずになる前、42年前に東京12チャンネル時代のテレビ東京の『ドバドバ大爆弾』(『所ジョージのドバドバ大爆弾』)という番組でのスタートも思い出して。収録している時にもそのコメントが入ってるけど、ほとんどOAではカットされてるかも」と苦笑する。『お笑いスター誕生!!』からデビューしたこともあり、オーディション番組について「自分たちをアピールする最大の場所」と表し、「途中まで勝ち抜いて、失敗したつもりはないけど、不合格になったり。『ちくしょう、再チャレンジがんばるぞ』というのを20歳くらいの時に味わってますので、この番組でももう1度表現をしたいと言ったら、普通にプロデューサー達に断られた」と明かした。

現在も歌手としても活動しており「マツコ(・デラックス)、ミッツ(・マングローブ)と歌手もやってて、どうやって表現したらいいのか、北島三郎さんに聞きに行ったら『木梨、Aメロは優しく入れよ。サビまで溜めろよ』と言われて。宇崎竜童さんにも『そんなに強く歌うな』と同じようなこと言われたり、この年代でも続いてるので。番組では12歳から25歳の子までいて、みなさんがアピールしてくれるから、そういうのが見れて嬉しいです」と楽しんでいる様子。

さらに「若い人たちも俺の知り合いのミュージシャンの人たちも、勝手に連れてくることにしました」と発言し、「色んなミュージシャンたちがどう感じるのか、逆に聞いてみたいし、専門の方もいるし、個人差があると思うんですよ。そこの合格ラインをすべて整理していきたい」と意欲を見せていた。

自身の「夢を叶える秘訣」を聞かれると、「最終的に挨拶だけできれば」と笑わせ、さらに「芸能界を生き抜く秘訣は」という質問にも「挨拶だけビッとしてれば」と重ねる。「個人ではいろいろやるけど、結局何か届ける時には団体戦でひとつのものを作って届けるから、横にいる仲間のチームも含めて応援してもらったり、それを撮ってもらって使ってもらったりする時に、その人たちが動いてくれてるということが大切」としっかりとしたアドバイスもしていた。