テレビ朝日系新ドラマ『消えた初恋』(9日スタート、毎週土曜23:30~)の制作発表記者会見が5日に行われ、関西ジャニーズJr./なにわ男子の道枝駿佑と、アイドルグループ・Snow Manの目黒蓮、女優の福本莉子、俳優の鈴木仁が登壇した。

  • 左から目黒蓮、道枝駿佑=テレビ朝日提供

『別冊マーガレット』(集英社)で好評連載中の同名漫画(原作:ひねくれ渡氏、作画:アルコ氏)を初めて実写ドラマ化する同作。男子高校生・青木(道枝)は、密かに思いを寄せるクラスメイトの天使・橋下さん(福本)から借りた消しゴムに井田(目黒)の名前が書かれていたことであっさり失恋。しかしそれを見た井田が勘違いし、青木の親友・あっくん(鈴木)も巻き込んで高校生たちの恋と青春は予想外の方向へ向かっていく。

第1話に早速登場する道枝から目黒への壁ドンシーンについて道枝は、「壁の繊維が壁ドンしている手に刺さって、ドキドキしながらもチクチクしました」と笑う。目黒が「大丈夫? って言いながらその手を触っていたら僕の手もチクチクしてきちゃって」と話すと、道枝も「二次災害が起きちゃったんです」と振り返った。

相合い傘のシーンについては目黒が「相合い傘で下校する経験なんてなかったので新鮮でした。初めての相合い傘の相手は道枝くん。ふと傘を出してくれる優しさにドキドキしました」とコメント。道枝が「目黒くんが雨を見ている姿がかっこよかったのでキュンキュンしました」と話すと、褒め上手な道枝を「すっごくいい人なんです」と目黒がしみじみ。会見では壁ドンシーンが再現されたが、道枝は「やっぱりちょっと慣れないですね、照れちゃいます」とはにかみ、目黒も「僕も照れました」と同意した。

目黒に床ドンされたシーンでは道枝が「目黒くんの顔が近くて、そのバックにキレイな空が広がっていて。目黒くんの輝きと太陽の眩しさがキラキラしていて、神々しくて! 目がくらんで開けられなかったです」と熱弁。目黒は「眩しいのは太陽だけだよ。そんなふうに言ってくれて優しいですよね」と謙遜し、「真上から見る道枝くんにもキュンとしました」と笑顔を見せた。

続いて作品名『消えた初恋』にちなんだエピソードとして、道枝は「去年の冬、一目惚れしたコートがあったんですけど、そのときは手持ちがなかったので後日買おうと思ってお店に行ったらもうなくなってしまっていました」と落ち込んだ表情を見せたあと、「あまり盛り上がらない話でごめんなさい、話が薄くて……」と突然反省するようにポツリ。そんな道枝を見た目黒が「そのコート俺が探し出します! 大丈夫、俺が絶対探すから」と力強く宣言し、道枝は「いいですいいです」と恐縮しながも「うれしい、やった」とつぶやいていた。

目黒は小学校5年生の頃、「初めてワンちゃんが家にやって来たときなんですけど、サッカーの試合の最中、前半が終わった後に親から『犬を飼うことになったよ』と言われて、『やったー!』と喜んでいたら、集中できずにボロ負けしました」と笑い、「タイミングは大事だなと。でも親も我慢できなかったんでしょうね」と思いを馳せた。

そして演じる役と似ているところについて道枝は「自分が思っていることをうまく言葉にできない、言葉足らずな部分です」、似ていない部分については「青木ほど僕は明るくないですね。落ち着いていると言われます」と語る。目黒はバーベキューシーンの撮影で、カットがかかった瞬間に持っていた焼きそばを道枝が落としてしまったことを暴露し「まさに青木っぽくて、かわいらしかったです」とニッコリ。目黒は自身が演じる井田のキャラクターを「ふとしたときに口にしたストレートな言葉が相手の胸に刺さる」と分析し、「僕もメンバーに対しては、本気で思ったことは悔いのないように伝えようと心がけています」と共感した点を明かす。

また、お互いの魅力について目黒は「道枝くんは19歳ですけど、自分は19歳のときにこんなに落ち着いていませんでした。本当に落ち着いていて大人で、すごいなと思います」と絶賛し、現場での姿を「カットがかかると、すぐにどんなふうに撮れているかを見に行って、細かくチェックしながら進めているところが努力家だなと思います」と振り返る。道枝は「スマートに気配りや気遣いをしてくれるので、かっこいいなぁと思います」と“キュンとするポイント”を語り、「普段はクールですが、会話をしているときに笑顔が見れるとギャップを感じられていいなと。なにわ男子のデビュー曲をいい曲だねとか、サビ耳に残るねとかまっすぐに伝えてくれる人です」と説明。褒め合ったことで、2人は互いに照れた表情を見せていた。