どんでん返しのあるミステリー名作洋画のおすすめランキング

映画を見ていて、予想もつかない衝撃の結末に驚いたことはありませんか? まさかのどんでん返しに驚くとともに、爽快感を味わえることも……。そこで今回は、どんでん返しが見ものの洋画作品について映画好きのマイナビニュース会員にアンケートを実施。おすすめのどんでん返し洋画作品20作をランキング形式でご紹介します。

• どんでん返しのあるミステリー洋画作品を紹介

ミステリーなどんでん返しのある洋画ランキング

1位『シックス・センス』(1999年公開/17.8%)
2位『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年公開/15.3%)
3位『羊たちの沈黙』(1991年公開/11.2%)
4位『スティング』(1974年公開/7.4%)
5位『セブン』(1995年公開/6.2%)
6位『ブラック・スワン』(2010年公開/3.7%)
7位『ミスト』(2007年公開/3.3%)
7位『ソウ』(2004年公開/3.3%)
7位『セッション』(2014年公開/3.3%)
10位『フライトプラン』(2005年公開/2.9%)
11位『CUBE』(1997年公開/2.5%)
12位『ユージュアル・サスペクツ』(1995年公開/2.1%)
12位『情婦』(1957年公開/2.1%)
14位『バタフライ・エフェクト』(2004年公開/1.7%)
14位『トゥルーマン・ショー』(1998年公開/1.7%)
16位『未来世紀ブラジル』(1985年公開/1.2%)
16位『鑑定士と顔のない依頼人』(2013年公開/1.2%)
16位『グランド・イリュージョン』(2013年公開/1.2%)
16位『パーフェクト・ルーム』(2014年公開/1.2%)
16位『ビューティフル・マインド』(2001年公開/1.2%)

続いてはマイナビニュース会員に聞いた各作品のおすすめ理由をご紹介します。

1位『シックス・センス』【ミステリー】【ホラー】

有名な精神科医のマルコムはある日、かつて担当した患者に襲われてしまう。リハビリを経て、死者を見ることができる第六感を持つ少年コールのカウンセリングを担当することになるが……。ブルース・ウィリスとハーレイ・ジョエル・オスメント少年のコンビが光る、M・ナイト・シャマランの名を一躍有名にした衝撃作。

・「最後まで結末が予想できない展開と最後のラストシーンが感動的だったから」(46歳男性/医療・福祉・介護サービス/営業関連)
・「伏線回収が的確で楽しめた」(43歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「ラストシーンが衝撃的だから」(31歳男性/エステティック・美容・理容/販売・サービス関連)
・「謎解きが面白い。2回目のほうが楽しめる」(52歳女性/医療・福祉・介護サービス/販売・サービス関連)
・「最初のシーンでヒントはあったものの意外性が良かった」(33歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「最後の結末が想像とまったく異なったから」(36歳男性/官公庁/公共サービス関連)

2位『ダ・ヴィンチ・コード』【歴史】【ミステリー】

ルーヴル美術館の館長が殺害され、周囲には暗号が残されていた。ハーバード大の教授であるラングドンは自身の名前が暗号に含まれていたため、疑いをかけられ……。ダ・ヴィンチが残した暗号を解き、聖杯のありかを探す歴史ミステリー。はたして聖杯とは……?

・「宗教系の映画なのでそのあたりの知識がないと楽しめないかもしれないが、それを抜きにしても面白かった」(31歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「ストーリー、俳優など娯楽映画としてすべてが面白かった」(60歳男性/不動産/営業関連)
・「展開が読めず、楽しみながら観られた」(30歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「撮影の舞台やセットが素晴らしくスケールが大きい。展開が早く息つく暇もないという印象でした」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「最後の逆転劇が感動的でした」(54歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/建築・土木関連技術職)

3位『羊たちの沈黙』【サスペンス】【ミステリー】

若い女性が狙われる猟奇事件が発生し、女性FBI訓練生のクラリスは元精神科医で投獄中のハンニバル・レクターに事件捜査のヒントを尋ねる。クラリスは手がかりをつかむが……。ハンニバル・レクターを演じたアンソニー・ホプキンスと、クラリスを演じたジョディ・フォスターの緊迫感あふれるやりとりは必見。

・「何といってもアンソニー・ホプキンスの怪演が秀逸で、レクター役はこの人を置いて他にはいないですね」(61歳男性/フードビジネス/IT関連技術職)
・「共に捜査を重ねていく内に、一体事件はどうなるのか、どんどんこの作品に引き込まれてしまった」(52歳男性/サービス(その他)/IT関連技術職)
・「アンソニー・ホプキンスの演技が見ものだったから」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)

4位『スティング』【犯罪】【コメディ】

1930年代のシカゴ。マフィアに仲間のルーサーを殺害されたゴンドーフとフッカーは、ギャングのボス・ロネガンに復讐することを決意するが……。詐欺師とギャンブラー、ギャングの大物、果たして最後に笑うのは……?

・「自分がこれまで観てきたすべての映画の中で名作中の名作だと思います」(57歳男性/その他金融/営業関連)
・「痛快などんでん返し映画。その仕組みが二重三重と入り組んで錯綜していて、『あっ』と言うエンドの余韻が感動的」(69歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「古典と呼ばれるが、これ以上のどんでん返しはないと思う」(48歳男性/専門店(その他小売)/販売・サービス関連)

5位『セブン』【犯罪】【サスペンス】

七つの大罪になぞらえた連続殺人事件が起きる中、ミルズ刑事とサマセット刑事が犯人を追う。デビッド・フィンチャー監督の際立った演出が光るサスペンス。衝撃の展開で多くの観客にトラウマを与えた一作。

・「最後のブラッド・ピットが衝撃的だから」(42歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「犯人が意外な展開で面白い」(63歳男性/電力・ガス・エネルギー/販売・サービス関連)
・「次から次へと疑わしい人物がでてくるというスリリングな展開が面白くて良かった」(39歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)

6位『ブラック・スワン』【心理】【スリラー】

ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレリーナ・ニナは、白鳥の湖のプリマに選ばれて白鳥と黒鳥を演じることになるが、次第に心まで黒に染まっていき……。ナタリー・ポートマンは徐々に追い詰められていくバレリーナを見事に演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞した。

・「人間の精神系をいい意味でも悪い意味でも刺激されるような作品だった」(34歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)
・「主人公のバレリーナが自分の幻影に苦しむところが怖い」(59歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「恐ろしいくらいの美しさと、悲しさがとても表現されていて、印象深い映画だと思った」(61歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

7位『ミスト』【ホラー】【ミステリー】

嵐の翌日、デヴィッドは息子のビリーとスーパーに買い物に出かける。突然濃い霧で覆われ、スーパー店内の買い物客も騒然とし始める……。霧の中には謎の存在がうごめいていた。霧の中には何がいる? 果たして霧が晴れる日はくるのか? スティーブン・キングの原作を見事に映像化し、観客の心をざわつかせたフランク・ダラボン監督作。

・「恐怖に陥った人間がとる行動を実にリアルに再現している」(45歳男性/フードビジネス(総合)/販売・サービス関連)
・「ラストの喪失感とモヤモヤが何ともいえず、後味が悪いから」(46歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)

7位『ソウ』【ホラー】【ミステリー】

ゴードンとアダムがバスルームで目覚めると、足に鎖がつながれており、付近には死体が。生死をかけたゲームに強制参加させられた2人が迎える運命とは……。ある日突然“殺人ゲーム”に巻き込まれた人間と、彼らをあやつる“ジグソウ”を描いて大ヒット。短編映画も含めると10作以上の関連作品が制作された。

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  出典:amazon

・「とにかく、意外な人物がジグソウと関係を持っていて、全シリーズを2回くらい観て研究したくなる程ハマった」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「後のホラーの流れを変えた名作」(43歳男性/その他/販売・サービス関連)

7位『セッション』【音楽】【青春】

ジャズドラマーを目指すニーマンの前に現れたのは、鬼教師として知られるフレッチャーだった。高圧的で暴力まで振るう指導が始まり、レッスンは徐々に狂気を帯びていく……。至高のジャズを目指す音楽教師と、彼に指導を受けるジャズドラマーの、まるで果し合いのような真剣勝負を緊迫感たっぷりに描く。『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼル監督作。

・「怖いと思わせながら、いろいろ考えさせられた映画だったから」(40歳女性/専門コンサルタント/クリエイティブ関連)
・「言葉であらわせない感じ。ここ数年で観た中で 作品として良い。観る価値ある秀作」(56歳女性/その他/その他・専業主婦等)

10位『フライトプラン』【サスペンス】【ミステリー】

飛行機に娘のジュリアとともに搭乗したカイルは、機内でジュリアの姿を見失ってしまう。しかし周囲の乗客もスタッフも誰もジュリアの行方を知らなかった……。夫を亡くしたばかりの女性が、フライト中の飛行機内で事件に巻き込まれていく姿を追うミステリー。果たしてそこでは何が起こっているのか……!?

・「機内の空間でのスリル感が良かった」(51歳男性/その他/その他・専業主婦等)

11位『CUBE』【SF】【サスペンス】

謎の立方体に閉じ込められてしまった男女6人。その理由も目的も不明。脱出方法を探りながら謎を徐々に解いていくが、殺人トラップも仕掛けられていて……。突如、理不尽な環境に投げ込まれた男女の脱出劇を描くヴィンチェンゾ・ナタリ監督作。なぜ彼らはキューブに閉じ込められたのか? ここから出ることはできるのか…!?

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・「SF界の古典的名作でもあり、謎解き・どんでん返しの元祖的作品だと思う」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)

12位『ユージュアル・サスペクツ』【犯罪】【サスペンス】

ニューヨークの警察で、5人の犯罪者が出会った。宝石を盗み出し、売りさばくために西海岸へ向かう。新たなヤマを依頼されるがそこでトラブルとなってしまい……。容疑者が語る事件の真実とは? ブライアン・シンガーの演出とクリストファー・マッカリーの脚本が光る、クライム・サスペンスの傑作。

・「ケヴィン・スペイシーの演技が圧巻なのと、とってつけたようなどんでん返しではなく、あくまで自然に予想を裏切ったこと」(37歳男性/その他/その他・専業主婦等)

12位『情婦』【法廷】【ミステリー】

未亡人殺害の容疑をかけられてしまったレナード。優秀な弁護士のロバーツに弁護を依頼するが、レナードの妻クリスティーネは証言台で予想外の発言を始める。アガサ・クリスティが自身の短編小説を戯曲化した「検察側の証人」を、ビリー・ワイルダー監督が映画化した法廷劇。

・「登場人物に惚れた。特に主演女優です」(65歳男性/その他/その他・専業主婦等)

14位『バタフライ・エフェクト』【SF】【サスペンス】

幼少期から記憶を失うことがあったエヴァン。日記を書き直すと過去を変えられる能力に目覚め、周囲の友人のために過去を次々変えていくが……。「一匹の蝶のはばたきが、地球の裏側でハリケーンを起こす」というバタフライ効果をテーマとした、過去を変えようとした男の物語。

・「作り込まれたストーリーの完成度が素晴らしい」(53歳男性/不動産/専門職関連)

14位『トゥルーマン・ショー』【コメディ】【人間ドラマ】

ごく普通の男、トゥルーマン。ありふれた人生のようにみえるが、彼が暮らす町はすべてセット。彼の周囲の人間も、家族まですべて俳優が演じている。彼の人生は「トゥルーマン・ショー」という見世物としてすべて世界中に中継されていた。自分の人生がすべていつわりのものだったらどうするか? 笑わせつつ、人生についても考えさせられるジム・キャリー主演のコメディ。

・「最後の最後でも予想を裏切られたから」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)

16位『未来世紀ブラジル』【SF】【近未来】

コンピューターに支配された仮想国家。テロの容疑者として連行された無実の男性を見ていたジルは、情報局ヘ向かい抗議をする。情報局勤めのサムは、ジルを見て夢で会った女性と瓜二つであることに気づく……。1985年にテリー・ギリアム監督が近未来のディストピアを描いた、カルト的人気を誇る一作。

・「タイトルに惹かれ観たが面白かった」(49歳男性/ホテル・旅館/事務・企画・経営関連)

16位『鑑定士と顔のない依頼人』【ミステリー】【ロマンス】

美術鑑定士のヴァージルはクレアという女性からある美術品の査定を頼まれる。しかし、依頼人が姿を見せないため怪しむヴァージル。次第に彼女に惹かれていくが……。美術鑑定士と顔の見えない依頼人の恋の結末は? 『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督作。

・「ミステリーとしての構成も素晴らしいし、ロマンスの要素もあって素晴らしい作品。その分だけ終盤の展開に哀愁の漂う名作なので」(72歳女性/その他/その他・専業主婦等)

16位『グランド・イリュージョン』【犯罪】【サスペンス】

一流マジシャンのアトラスは、フォー・ホースメンの一員。パリの銀行から大金を盗むマジックショーを披露する。FBIとインターポールは強盗容疑をかけるも、トリックを暴くことができない……。イリュージョニスト・チームによる華麗な犯罪劇を描いたルイ・レテリエ監督作。

・「マジックショーの映画では最高傑作」(54歳男性/総合電機/事務・企画・経営関連)

16位『パーフェクト・ルーム』【ミステリー】【スリラー】

建築家のヴィンセントは、4人の友人たちと新築マンションを共有することに。情事のための部屋だったが、ある日女性の死体が発見され、お互いを疑い始める……。女性を殺したのは誰なのか? 疑心暗鬼に陥っていく男たちの姿を描くミステリー。

・「最後まで目を離せない素晴らしい映画だから」(60歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/営業関連)

16位『ビューティフル・マインド』【伝記】【ロマンス】

天才数学者J・ナッシュの人生を描く伝記作品。大学院生のナッシュはゲーム理論を発見し、MITの研究所にも採用され、結婚もして順風満帆な人生に思えたが……。「ゲーム理論」を発見した天才数学者が、暗号解読という極秘任務を与えられて追い詰められていく姿を描く。

・「最後近くに真相が明らかになる、思いもよらない展開」(46歳男性/証券・投資銀行/事務・企画・経営関連)

どんでん返しが鮮やかな洋画ランキングまとめ

マイナビニュース会員に「おすすめの洋画どんでん返し作品」を聞いたところ、1位は17.8%と高い支持率で『シックス・センス』となりました。M・ナイト・シャマラン監督の名前を知らしめた作品で、公開当時は大きな反響を呼びました。

2位は15.3%の票を獲得した『ダ・ヴィンチ・コード』です。ダン・ブラウンのベストセラー小説を映画化した作品で、映画も大ヒットしました。歴史を覆すような驚きの事実が明らかになる展開です。

3位は11.2%で『羊たちの沈黙』。ハンニバル・レクター役のアンソニー・ホプキンスの演技力が圧倒的なインパクトでした。事件とレクターという物語の2本の柱が交錯し、予想外の結末を迎えます。

これらの作品の多くはAmazonプライムやNetflixで見ることができます。「予想外のどんでん返しで驚かされたい」という方は、ぜひ今回のランキングを参考にしてみてください。

アンケート内容

Q.人におすすめのどんでん返し洋画はありますか?

「はい」(54.8%)
「いいえ」(45.2%)

マイナビニュース会員に調査したところ、「おすすめのどんでん返し洋画がある」と答えた人は54.8%でした。具体的な作品名を聞いたところ、トップ20の作品ラインナップは以下のようになりました。

調査時期:2021年8月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計509人(男性372人、女性137人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート