村重酒造は、9月28日より幻の「きょうかい8号酵母」で醸すシリーズ「eight knot(エイトノット)」の2020年醸造と2021年醸造の飲み比べセットを、応援購入型サービス「Makuake」にて先行販売開始。今回は数量限定となる。

  • 9月28日より「きょうかい8号酵母」で醸すシリーズeight knot(エイトノット)の2020年醸造と2021年醸造の飲み比べセットの数量限定先行販売を開始

「eight knot」は、昭和52年に頒布中止となった幻の酵母「きょうかい8号酵母」で醸す日本酒シリーズとして2020年に誕生。

「肉料理にも負けない日本酒を造ってみよう」とがっしりとした味わいに負けない酵母として、当時の副杜氏が目を付けたのが始まり。ただ、頒布中止となった酵母は簡単に手には入らず「出来上がったお酒の味わいについて責任は問わないこと」を条件に酵母を分けてもらったという。

一般ウケがしづらかった「きょうかい8号酵母」だが、他の酵母では類を見ない魅力を生かし、日本酒初心者でも楽しく飲める酒質に挑戦したのが現杜氏である金子圭一朗氏だった。「きょうかい8号酵母」を徹底的に追求することをテーマに酒造りを行い、そして日本酒「eight knot」シリーズが誕生した。

新しい酒質に挑戦し続けるからこそ、毎年の進化を楽しめるという本シリーズ。藤黄(とうおう)と白練(しろねり)の2種類の味わいを感性で楽しんでほしいため、あえてお酒の詳細スペックは公開していないそうだ。

  • 「eight knot」純米酒／容量:720m／アルコール度数: 17度

2020年に第1弾の先行販売を開始した際は、スタートダッシュで合計900本以上を受注し、当初予定していた目標数から1300%以上を超えるなど人気を博した純米酒。また、シリーズ初の醸造がIWC(インターナショナル ワイン チャレンジ)2021 「SAKE部門」純米酒の部にてメダルを獲得するなど、日本国内のみならず世界からも注目を集めている。

今回、応援購入型支援サービス「Makuake」にて先行販売を行い、来年2月より村重酒造直売店等で一般販売を開始する。