お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズの西野創人が20日、YouTubeチャンネル「コロコロチキチキペッパーズの『よろチキチャンネル』」に出演。動画「芸人の遭遇した修羅場が笑えない【恐怖体験】」内で、若手時代に経験した恐怖エピソードを明かした。

コロコロチキチキペッパーズ・西野創人

この日の動画では、視聴者から寄せられた修羅場体験を紹介する企画を実施。まずはコロチキが自分たち自身の体験談を明かす流れになり、西野が若手時代のエピソードを語っていく。

大阪時代の20歳頃、芸人仲間とペットショップを訪れた西野。すると、ワイルドな風貌の男性に「抱っこさせてもらえや」「兄ちゃん何(の仕事)しとんねん?」などと話しかけられ、芸人をしていると伝えると「おもろいことせえ」と犬を使ったモノボケを強要。拒もうとすると「ええからはよせえ!」と男性は声を荒らげたという。恐怖を抱いた西野は、犬を電話に見立てて「もしもし……犬かい」とモノボケ。男性は「なんやそれ」とツッコミを入れながら「気に入った。ついて来い」と言い、西野たちはペットショップの近くにある個人経営のステーキ店に連れて行かれることに。

その店は価格帯が7,000~8,000円の高級店。男性から「好きなもの頼め!」と言われ、西野が芸人仲間とステーキを注文すると、男性は「こんなええ肉嬉しいやろ」と言ったのち、「ありがとうな、おごってくれて」と一言。動揺する西野たちをよそに、「お前らのおごりや。当たり前やろ?」「金出せ。出せえ!」と声を荒らげる。しかし、西野たちには手持ちのお金がなく、ふたりで土下座しようとしたところ、男性は「ウソやー!」「カードで支払いしとるわ。何びっくりしとんねん」と手のひらを返す。結局はご馳走してくれ、最後は「じゃあな。頑張れよ」と応援の言葉を残して去ったという。

「なんの時間やってん」「マジで意味わからん……」と振り返った西野に対し、ナダルは「アカンよ、行ったら」とツッコミを入れていた。