JR北海道は15日、来春に向けて検討を進めているダイヤ見直しのおもな項目について、概要を発表した。利便性・サービス向上に向けた取組みのひとつとして、新函館北斗駅における北海道新幹線と特急「北斗」の接続時間短縮も検討する。
現在、新函館北斗駅での北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」から特急「北斗」への接続は下り10本・上り10本(閑散期に曜日運休となる「北斗」も含む)において実施。下りの接続時間は最短12分・最長39分で、新幹線の到着後、おおむね20分前後で特急「北斗」が発車するケースが多い。一方、上りの接続時間は最短22分・最長41分。午後以降は特急「北斗」の到着から30分以上後に新幹線が発車する状況となっている。
JR北海道は来春以降、特急「北斗」のダイヤを見直すことで、新函館北斗駅での接続改善を図る。「上下あわせて10本程度、最大20分程度短縮」を検討するとのこと。